政府宗教委員会は17日、メコンデルタ地方ティエンザン省ミトー市チュンアン村にて、新興宗教のカオダイ教を国の公認宗教として認定する式典を開催した。17日付グオイラオドン紙(電子版)が報じた。
同式典には、同委員会グエン・タイン・スアン副委員長、各省・都市の人民委員会と宗教委員会の代表者らのほか、カオダイ教の聖職者などが出席した。認定された瞬間、集まった信者1000人は50年に亘り続いた認定を求める活動が実を結んだ喜びを分かち合った。
カオダイ教は1919年にゴ・ミン・チェン氏によって創設された新興宗教で、東南部タイニン省に総本山を置いている。五教(儒教、道教、仏教、キリスト教、イスラム教)の教えを土台にしたことから、カオダイ(高台)と命名された。