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ハノイ市バーディン区のタンロン遺跡地区保存センターはこのほど、ハノイ上空ディエンビエンフー作戦の勝利40周年記念にあたり、同市タンロン城王宮跡にある地下壕を正式に公開した。11日付ベトナムプラスが報じた。
同地下壕は、1972年12月18日~30日にかけて行われた米軍の「空のディエンビエンフー作戦(クリスマス爆撃)」の際、ベトナム人民軍最高司令官が指揮した場所。1964年~1965年に建設されたもので、対米抗戦において重要な役割を果たしていた。
内部面積は65平方メートルほどで、天井の厚さ1.4メートル、壁の厚さ40センチメートルのコンクリート製。ダストフィルター、空調システムなどを備えており、原爆にも耐えうる構造として設計された。
トンネルの修復作業は2011年に始まった。タンロン遺跡地区保存センターはトンネル内での活動に関連する電話機、業務日誌、生活用具などの185点の遺物を収集。その中には、ホー・チ・ミン主席からのホットライン専用の電話機もある。
同センターはこの正式公開に伴い、歴史的背景などを説明する観光ガイドを導入した。
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