ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

国内で設計の高速双胴船、HCM~ブンタウ間で11月から運航開始

2015/08/18 07:22 JST配信
(C)  vnexpress
(C) vnexpress 写真の拡大.

 グリーンラインズDP(Greenlines DP)社は11月にもホーチミン~ブンタウ(東南部バリア・ブンタウ省)間で高速双胴船の運航を開始する。この船はベトナム人エンジニアが国内で初めて設計・組み立て(機材は輸入)を行ったもので、投資額は約100万USD(約1億2400万円)に上る。

 双胴船は2艇の船を繋いだ形状であることから、安定性が高く、巡航速度を高くすることが出来る。運航が安定しているため、周辺の漁船への影響も少なく、さらに燃費も良いなど様々なメリットがある。

 この高速双胴船は60人乗りで、運航速度は時速55~60km。ホーチミン~ブンタウ間を1時間15分で結ぶことができる。運賃は現行の水中翼船と同じ25万VND(約1400円)程度になる見通し。なお、同社は16日、ホーチミン市サイゴン川にて試験運航を成功させている。

 試験運航に試乗したグエン・ニャット交通運輸次官は、同社が自社で研究・開発した高速双胴船を評価し、過去20年の運航で何度も事故を起こしてきた従来の水中翼船に代わる安全な交通手段になるとの期待を示した。

 ホーチミン~ブンタウ間の水中翼船は、2014年1月20日に乗員乗客92人を乗せたビナエクスプレス(Vina Express)社の船が炎上事故を起こしており、その後、1年もの間、同区間で運航する全路線が運航を中止するなど、安全性が問題となっていた。

[Huu Cong Vnexpress 16/8/2015 | 20:15 GMT+7U].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
電子ビザで出入国可能な国境検問所、41か所追加 全国83か所に (5:37)

 政府は2日、外国人が電子ビザで出入国できる国境検問所を新たに41か所追加する決議第389号/NQ-CPを公布した。  今回追加された国境検問所には、ビン国際空港(北中部地方ゲアン省)とチューライ空港(南中部地...

26年の新暦正月、連休ならず 1月1日のみ休日 (5:12)

 2026年の新暦正月は、元旦が木曜日にあたるため、2026年1月1日(木)の1日のみ休日となる。  また、2026年のテト(旧正月)(旧暦1月1日=新暦2026年2月17日)に伴う休暇については、2026年2月14日(土)から2月22...

ベトテル、民間用花火を販売 実店舗とオンラインで (4:33)

 国防省傘下のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は1日、全国の自社小売ネットワークで民間用花火の販売を開始した。大手小売業者としては初めての花火販売事業への参入となる。  祝日やテト(...

貧しい人々の「最期の眠り」を見届けて20年、無償で葬儀を行う男性 (11/30)

 ホーチミン市ニャーベー村には、貧しい人々や身寄りのない人々の最期を見送ることに人生のすべてを捧げてきた男性がいる。  地元の人々は、ニャーベー村74集落の長であるレ・バン・サンさんを、親しみを込...

ハノイ:12月から公共電動自転車の運用開始、同市初 (4:24)

 シェアサイクル事業を手掛けるチーナムグループ(Tri Nam Group)は12月1日、ハノイ市で初となる公共電動自転車の運用を開始した。グリーン交通促進の流れに合わせ、市内のシェアサイクル事業の多様化を図る方針...

トランスコスモスのベトナム開発子会社、HUFLIT大学と覚書 (3:45)

 トランスコスモス株式会社(東京都豊島区)の100%子会社で、ベトナムでアジャイル開発サービスなどを提供するトランスコスモステクノロジーベトナム(transcosmos technology Vietnam、ホーチミン市)は11月24日、...

アグリツリー、ベトナム国内で実証設備を稼働開始 現地法人も設立 (2:17)

 ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)を中心とした太陽光発電設備及び蓄電池設備のコンサルティング・設計・資材調達・施工・維持管理、農作物の生産を手掛ける株式会社アグリツリー(福岡県那珂川市)は、ベ...

タイガー・ウッズ氏、ベトナムでゴルフ場を初設計 ビンG開発案件 (3日)

 「史上最高のゴルファー」と称されるタイガー・ウッズ氏が、自身が設立したゴルフコース設計会社のTGRデザイン(TGR Design)を通じて、地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VI

韓国海軍の練習艦「ハンサンド」、ダナンに寄港 (3日)

 韓国海軍のハンサンド級練習艦「閑山島(ハンサンド=Hansando、ATH-81)」が2日、士官375人を乗せて南中部地方ダナン市のティエンサ港に寄航し、5日までの表敬訪問を開始した。  歓迎式典には、ダナン市外務...

ハノイ:外国人が購入可能な住宅プロジェクトに3件を追加 (3日)

 ハノイ市建設局は、外国人が購入可能な不動産プロジェクトのリストに新たに3件を追加した。追加されたプロジェクトには、複合都市区のインペリアルプラザ(Imperial Plaza)などが含まれる。  リストに追加さ...

サムスン電子現地法人、初のベトナム人上級幹部が誕生 (3日)

 韓国系サムスン電子のベトナム現地法人であるサムスン電子ベトナム(SEV)は1日、グエン・ホアン・ザン氏をサムスン電子ベトナム・タイグエン(Samsung Electronics Vietnam Thai Nguyen=SEVT)の副社長に任命した...

ナカシマヘルスフォース、ベトナムの大学などと整形外科分野で覚書 (3日)

 人工関節・骨接合材料・脊椎固定用材料などの医療機器の開発・製造・販売を手掛けるナカシマヘルスフォース株式会社(岡山県岡山市)は、ベトナム国家大学ハノイ校(ハノイ国家大学)傘下の医科薬科大学(VNU-UMP)お...

Jizoku、ベトナム農地管理プロジェクト分析支援でArchedaと協業 (3日)

 一次産業におけるカーボンクレジットの創出支援事業を手掛ける株式会社Jizoku(東京都国立市)は、衛星データを活用した自然由来カーボンクレジット向け解析ソリューションを提供する株式会社Archeda(東京都千代...

クオン国家主席、訪越のブルネイ国王と会談 貿易額倍増目指す (3日)

 ルオン・クオン国家主席は1日、国家主席の招きによりベトナムを公式訪問したブルネイのハサナル・ボルキア国王と会談した。双方は、両国関係を包括的に強化する方針で一致した。  双方は、首脳級を含む各レ...

ラム書記長がラオス訪問、建国50周年記念式典に出席 (3日)

 トー・ラム書記長は、ラオス建国50周年記念式典への出席に合わせて、1日と2日にラオスを公式訪問した。ラム書記長は1日、トンルン・シースリット国家主席 兼 ラオス人民革命党中央委員会書記長と会談した。 ...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved