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世界最大手のビール生産グループであるベルギーのABインベブはこのほど、ベトナムでビール生産工場を建設する計画を明らかにした。現在許可申請中で、来年末にもベトナム市場に参入する計画だ。25日付ビナコープ紙が報じた。
ベトナムはアジア地域で最大のビール消費国の一つとなっている。ベトナムの2010年～2020年のビール消費量は10％上昇すると見込まれており、カールスバーグ、ハイネケン、SABミラーなど世界大手ビールグループもベトナムに投資している。
ABインベブはベルギーのルーベンに本社を置く多国籍企業で、世界ビール市場シェアの25％を占めている。同グループが保有している「バドワイザー」など約200のビールブランドのうち、14ブランドは年間で10億ドル以上売り上げている。同グループは現在30か国以上に生産工場を持ち、労働者数は約11万6000人。
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