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フィリピン・マニラで11月10日から13日まで第11回国際コメ貿易会議が開かれた。これに合わせて開催された国際コメコンクールで、ベトナム米「ST25」が最優秀賞に選出された。
「ST25」は同コンクールで、タイやカンボジアの米を上回る評価を得て、初めて最優秀賞を獲得。同コンクールでは、世界各国の料理人が炊く前のコメの感触や炊いた後の味から各米を評価した。
国際コメコンクールは過去に10回開かれており、これまでに最優秀賞を獲得したのはタイ米が最多5回。以下、カンボジア米(4回)、米国米(2回)、ミャンマー米(1回)と続いているが、ベトナム米の受賞は今回が初。
ベトナム米「ST」は、技術者のホー・クアン・クア氏が20年余りにわたり改良を続けながら開発を続けており、一世代前の「ST24」がベトナム食糧協会(VFA)が選ぶ最も美味しい米に選ばれたほか、2017年にマカオで開かれた国際コメコンクールでもトップ3に入っている。