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ベトナムが交渉国の1か国である東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の首脳会議が23日、チャン・トゥアン・アイン商工相の主催によりビデオ会議形式で開かれた。
2012年に交渉を開始したRCEPは、ベトナムを含む東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10か国、日本、中国、韓国、インド、ニュージーランド、オーストラリアの16か国が参加することになっていた。しかし、中国に対する市場アクセスの大幅な開放の懸念を背景に、インドが2019年11月に交渉からの離脱を表明し、今回の会議も欠席した。
インドを除く15か国(RCEP15)は今回の会議で、インドが参加しない場合でも2020年11月をめどにハノイ市で署名を行うことを目指す方針を改めて確認し、離脱を表明したインドについては交渉への復帰を引き続き要請することで一致した。