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英系不動産サービス大手のナイト・フランク(Knight Frank)がこのほど発表した「ザ・ウェルス・レポート(The Wealth Report)」によると、2020年におけるベトナムの超富裕層人口は前年比▲4%減、2015年比2.08倍の390人だった。
ベトナムの超富裕層人口は2020~2025年の5年間で+31%増加し、2025年に511人となる見通し。
一方、2020年のベトナムにおける資産100万USD(約1億0700万円)超を保有する人の人口は前年比▲6%減、2015年比+26%増の1万9491人だった。2025年には+32%増の2万5812人に増加する見通しだ。
ナイト・フランクの定義する「超富裕層」とは、住居以外に資産3000万USD(約32億円)超を保有する人を指す。2020年における世界の超富裕層人口は前年比+2%増の52万1653人で、2025年には+27%増の66万3483人となる見込みだ。
地域別にみると、2020年に超富裕層が最も多かったのは北米で、前年比+4%増の19万0085人。続いてヨーロッパが同+1%増の15万1665人、アジアが同+12%増の11万6697人だった。日本は同+9%増の1万4755人だった。