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チャン・ホン・ハー副首相は17日、スイス・ダボスで開催されている世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)で、ベトナム向けに用意されたグローバル企業のリーダーらとの座談会に参加した。
ハー副首相は、ベトナムは経済成長のために社会の公平性や進歩、環境を犠牲にはせず、インフラ・制度・人材の3つの面で戦略的ブレイクスルーを実施すると強調。コロナ後のグリーン経済への移行とカーボンニュートラル、経済社会の回復などの発展目標達成のため、ベトナムに対する協力と支援をグローバル企業や国際機関のリーダーらに呼びかけた。
また、ハー氏は国連開発計画(UNDP)のアヒム・シュタイナー(Achim Steiner)総裁と会見した際、2050年までにカーボンニュートラルを達成するという国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)におけるベトナムの公約を実施する決意を確認し、UNDPに対し「公正なエネルギーパートナーシップ(JETP)」の実施のために、引き続き専門的なアドバイスを要請した。
ハー氏は、米国のジョン・ケリー(John Kerry)気候変動担当大統領特使とも会見し、再生可能エネルギーに関する技術移転やグリーン融資などについて支援を要請した。