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ハノイ市交通運輸局傘下の運輸管理室のドー・ファン・アイン副室長は、2035年までに市内を走るバスの50%を電動バスに置き換えると発表した。
これは10日に開催された「電動車両への転換促進」をテーマとした国際会議で、同氏が発表したもの。同氏はこの席で、ハノイ市はCNGバスや電動バス、電動タクシー、都市鉄道(メトロ)、シェアサイクルおよび電動シェアサイクルなど、環境に優しい様々な公共交通機関が導入されていると強調。
市内では、補助金付き路線バス2034台が運行しており、このうち277台(CNGバス:139台、電動バス:138歳)がクリーンエネルギーを利用した車両。一方で、ディーゼルバスも依然として1757台が運行しており、クリーンエネルギーを利用した車両への置き換えが急務となっている。全体では1200台以上が、欧州の自動車排出ガス規制「ユーロ4(EURO4)」を満たしている。
交通運輸省は、車両転換に向けたロードマップの中で2025~2030年を第1期として年間157台を置き換え、その後、2031~2035年を第2期として年間162台をクリーンエネルギー車両に置き換える計画。これにより、2035年までには50%が電動バスに置き換わるという。