![]() (C) 日本経済新聞社 ![]() |
第27回国際交流会議「アジアの未来」が5月26日(木)・27日(金)の両日、「分断された世界をつなぐ、アジアの新たな役割」をテーマに東京都内のホテルとオンラインのハイブリッド形式で開催される。
主催は日本経済新聞社、協賛は国際交流基金、野村ホールディングス、プライスウォーターハウスクーパース(PwC)。
会議には、アジアの指導者や閣僚、研究者、経営者らが登壇。世界の中でのアジアの役割について各界のリーダーたちの生の声を伝える。一部講師は訪日し、会場での講演を予定している。今回、3年ぶりに会場での聴講を再開する。
ベトナムからは、ファム・ビン・ミン第一副首相が登壇する。このほか、シンガポールのリー・シェンロン首相、タイのプラユット・ジャンオーチャー首相、マレーシアのイスマイル・サブリ・ヤアコブ首相、カンボジアのフン・セン首相、スリランカのゴタバヤ・ラージャパクサ大統領、ラオスのトンルン・シースリット国家主席、インドのスブラマニヤム・ジャイシャンカル外相、マレーシアのマハティール・ビン・モハマド元首相などが登壇する。
また、「ロシア侵攻が深めるアジアの分断(米中対立の行方)」、「経済安全保障」、「アジアから世界を変える起業家」、「文化交流が拓くアジアのビジネス」などをテーマに各分野のエキスパートが議論するパネルディスカッションも行う予定。
詳細と申し込みはウェブサイトを参照。
なお、国際交流会議「アジアの未来」は、アジア大洋州地域の各界のリーダーらが域内のさまざまな問題や世界の中でのアジアの役割などについて率直に意見を交換し合う国際会議。1995年から開催しており(2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を受け中止)、毎年アジア各国・地域の首脳や日本の歴代首相らが登壇し、アジアの未来へ向けたメッセージを発信してきた。