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共同通信によると、国際原子力開発株式会社(東京都千代田区)とベトナム電力グループ(EVN)が共同で進めている東南部ニントゥアン省の第2ニントゥアン原子力発電所建設プロジェクトの進捗が遅れる可能性があるという。14日付タインニエン紙(電子版)が報じた。
進捗の遅延は日本側の要因によるものであり、東北大震災の後に発生した福島第一原発事故による影響で、原発輸出に関する手続きや問題の処理・管理を行う機関が不足しているためとされている。
これに先立ち、両社は2011年9月、同案件に関する協力覚書を締結した。同原子力発電所は総出力2000メガワット、当初の予定では着工時期は2014年、完成時期は2020年末となっている。