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日越食文化協会(JVGA、東京都新宿区)と地場パシフィックフーズ(Pacific Foods、ホーチミン市)はこのほど、ベトナムから日本へのベトナム食品商材輸出に関してパートナーシップ契約を締結した。
JVGAは2019年から、1省1製品をテーマにベトナム63省63製品の輸出を行う「110VJ」プロジェクトを推進している。今回、2023年に迎える日越外交関係樹立50周年に合わせて、ローカルパートナーと貿易関係を築くこととした。
JVGAは既に、ベトナム産そばを東北部地方ハザン省から日本に輸出し、日本国内での正式販売を開始している。そばはハザン省ドンバン郡産で、現地での生産から日本での販売までをJVGAが監修し、sol株式会社(東京都新宿区)が輸出・販売業務を進めていく。
なお、今年4月にJVGAの代表理事に就任した松尾智之氏は、5月31日までパシフィックフーズの最高経営責任者(CEO)を務めていた。同氏は引き続き、パシフィックフーズが展開する「マミ(Mami)」ブランドのヌクマム(Nuoc mam=魚醤)や他の製品についても日本への輸出に向けて準備を進めている。