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阪急阪神不動産株式会社(大阪市北区)と株式会社シーアールイー(東京都港区)は、シンガポールの Sembcorp Development Ltd.(セムコープ・デベロップメント社)と共同でSembcorp Infra Services Pte. Ltd.(セムコープ・インフラサービス社)に出資し、ベトナム北部において物流倉庫の開発・運営に取り組んでいる。
今回上記に続いて、3社共同でセムコープ・インフラサービス社を通じ、ベトナム中部のVSIPクアンガイ工業団地(南中部沿岸地方クアンガイ省)とVSIPゲアン工業団地(北中部地方ゲアン省)内において物流倉庫の開発プロジェクト「セムコープ・ロジスティクスパーク」の建設に着手した。
両物件とも2023年秋頃の竣工を目指しており、竣工すれば、セムコープ・インフラサービス社を通じて運営する物流倉庫は、ベトナム北部の4棟(北部紅河デルタ地方ハイフォン市内の3棟及び同ハイズオン省内の1棟)と合わせて、計10棟・総賃貸面積約13万m2となる。
本物件の概要
プロジェクト名称:セムコープ・ロジスティクスパーク(クアンガイ)
敷地面積:約6万0100m2
建物構造:地上1階建
棟数:3棟
賃貸面積:約3万3600m2
着工:2022年12月2日
竣工予定:2023年秋頃
プロジェクト名称:セムコープ・ロジスティクスパーク(ゲアン)
敷地面積:約6万8200m2
建物構造:地上1階建
棟数:3棟
賃貸面積:約3万9400m2
着工:2022年12月2日
竣工予定:2023年秋頃
両物件は、それぞれベトナム中部の輸出入拠点であるダナン港・ダナン空港とクアロー港・ビン空港とのアクセスに優れており、広域物流拠点として高い優位性を有している。このうち「セムコープ・ロジスティクスパーク(ゲアン)」は、現在進められているハノイ市・ゲアン省間の高速道路の延伸工事が完了(2024年予定)すると、ハノイ市とのアクセスが大幅に改善され、物流拠点としての魅力がさらに高まる。
また、両物件が立地するVSIPクアンガイ工業団地とVSIPゲアン工業団地は、いずれもベトナム・シンガポール両政府の支援の下で開発が進められており、設備等のハード面が充実していることに加え、質の高いカスタマーサービスを提供していること等が、高く評価されている。