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- 11月発効の商業運転開始日証明書を取得
- 合計40MWの陸上風力発電システム導入
- 24年1月着工、25年11月運転開始予定
自然エネルギー発電所の発電事業(IPP)などを手掛ける自然電力株式会社(福岡県福岡市)がグループ会社を通じて出資し、地場ハイアン・クアンチ風力発電(Hai Anh - Quang Tri Wind Power)が北中部地方クアンチ省で開発・建設した陸上風力発電所プロジェクトは、当局が求める試験および試験監督に関する詳細な技術要件を満たし、11月発効の商業運転開始日(COD)証明書を取得した。
自然電力は、ベトナムにおける再生可能エネルギープロジェクトの推進を目的として、ハイアン・クアンチとの間で、2024年6月13日にグループ会社を通じた株式譲渡契約を締結した。この譲渡は、2025年5月13日にクアンチ省財政局から正式に承認されている。
同プロジェクトは、クアンチ省の旧フオンホア郡で、合計40MWの陸上風力発電システムを導入するもの。2024年1月に着工し、2025年11月の運転開始を予定している。
同プロジェクトでは、上海電気集団(Shanghai Electric Group)製の出力5000kWのタービン8基を設置し、合計出力は約40MW、年間発電量は約106GWhを予定している。発電された電力はベトナム電力グループ(EVN)に売却され、年間3万5344tの温室効果ガス排出量削減に貢献する見込みだ。
なお、同プロジェクトは、日本の環境省が実施する令和4年度(2022年度)「二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち設備補助事業」に採択されている。ベトナムと日本のJCMの下で承認された初の風力発電プロジェクトで、自然電力グループにとってはベトナム国内で2件目の風力発電プロジェクトとなる。
自然電力とハイアン・クアンチはこのプロジェクトに続き、ベトナムにおけるさらなる風力発電プロジェクトの開発を継続し、ベトナムの脱炭素化に貢献していく計画だ。
・ 環境省「二国間クレジット制度資金支援事業」、ベトナム案件1件採択 関西電力の電力供給事業 (2023/02/21)
・ ENEOS、ベトナムの太陽光発電事業に初参画 (2021/12/15)
・ 自然電力と地場ハルコム、ハウザン省初の太陽光発電所が商業運転開始 (2021/03/15)
・ 自然電力と地場ハルコム、再生可能エネルギープラント開発で株式購入契約 (2019/10/25)

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