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第14期(2016~2021年)国会の最終回となる第11回会議で6日午後、南部メコンデルタ地方アンザン省共産党委員会のボー・ティ・アイン・スアン書記が新国家副主席に選出された。
スアン女史は1945年の建国から17代目の国家副主席となる。故グエン・ティ・ディン第12代国家副主席(生没年:1920~1992年)が女性として初めて国家副主席(1987~1992年任期)になって以降、これまでに国家副主席を務めたのは全て女性となっている。
スアン女史は1970年生まれの51歳。南部メコンデルタ地方アンザン省の出身で、化学教育学士号と政治学士号を有する。ベトナム共産党の第11期・12期・13期の全国大会では中央執行委員に選出されている。
経歴について、アンザン省ロンスエン町ミートイ高校の講師、同省共産党委員会官房職員、同省女性連合会の常務委員・同副会長・同会長、同省共産党委員会の国民運動副委員長、同省タンチャウ町共産党委員会、同省人民委員会副主席、同省共産党委員会副書記、同省共産党委員会書記を歴任し、現在に至る。
なお、国会はこれに先立つ6日午前、ダン・ティ・ゴック・ティン女史に対し、国家副主席の職を解任していた。