北部フート省のフート職業訓練短期大学で7日、授業中に2人の男子学生が口論となり、刃物で胸を刺された一人が死亡する事件が起きた。
亡くなったのはレ・フー・ナムさん(19歳)。ナムさんは自動車整備の授業中にクラスメートのダオ・バン・トゥオン(19歳)と口論となった。激高したトゥオンは持っていた刃渡り約30センチメートルの刃物でナムさんの体3カ所を刺した。ナムさんは病院に救急搬送されたが、傷が心臓まで達していたため搬送中に死亡した。事件発生後、トゥオンはその場から逃走したが、警察はトゥオンの自宅で身柄を確保した。
同省警察によると、最近生徒や学生など18~25歳の若年層の間で、私的な恨みを理由とする凶悪事件が増加する傾向にあるという。