東南部タイニン省チャンバン郡フントゥアン村のボイロイ川にてこのほど、体重80キロ程の子ワニが捕獲され、近隣住民の間に不安が広がっている。以前、この川は泳ぎに来る子供や釣りに来る人で賑わっていたが、この騒動の後は、訪れる人がめっきり減ってしまったという。グオイラオドン紙(電子版)が報じた。
この地区の人民委員会の代表によると、同地区には2008年にワニの養殖場が建てられ、以前も子ワニが養殖場から逃げ出し、同村の住民によって捕獲されたことがあった。今回のワニも同養殖場から逃げ出した可能性が高いと見られる。現在、同地区の人民委員会は、捕獲されたワニがこの養殖場のものかどうか、確認を急いでいる。
これまで捕獲されたのは、いずれも子ワニだが、成長すれば、体長5メートル、体重200キロを超える大きさになるという。
・ クアンナム省:国道沿いで日光浴の希少ワニ、村民が捕獲 (2016/01/04)
・ ベンチェ省:バライ川でワニが出没 (2010/04/13)
・ カインホア省:ワニが出没 手をかまれた人も (2009/08/06)
・ ドンナイ省:洪水で養殖場からワニが脱走 (2008/09/22)
・ ワニ逃亡事故:約1500匹の飼育場所を移動 (2007/11/26)

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