ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

ホーチミン:外国人御用達の売春プールバーを一斉摘発

2013/06/20 06:46 JST配信
(C)  Phununet
(C) Phununet

 ホーチミン市警察は14日午後10時30分ごろ、同市1区ハイバーチュン通りに軒を連ねるビリヤード台が併設されたバー、所謂プールバーの一斉立ち入り検査を実施し、外国人をターゲットとした大規模な売春ルートを摘発した。これらの店は多くの日本人が利用していたとされている。18日付ザンチーなどが報じた。

 今回立ち入り検査が行われたのはハイバーチュン通りの35、37、49、51番地にあるプールバー。警察によると、昨年からこれらの店を監視しており、売春ルートの全貌が掴めたため、店及び売春行為に利用されていたホテルの一斉立ち入り検査に踏み切った。

 1区中心部にある複数のホテルを立ち入り検査した結果、売春行為を働いていた男女4組を逮捕。買春客はいずれも外国人だった。逮捕された男らは警察の取調べに対し、1区のプールバーで売春の斡旋を受けたと供述。ほぼ同時刻、店の一斉立ち入り検査も実施し、多くの売春婦と売春仲介者を逮捕した。

 これらの店では、肌を露出した若い女性がウェイトレスをしており、客の要望に応じて売春サービスを行っていた。外国人客を相手にしているため、ある程度の外国語能力を有し、客が店に入るとすぐにウェイトレスから連れ出しの誘いがあり、仲介者に仲介料を支払うとホテルへ連れ出すことが出来る。店には数十人のウェイトレス兼売春婦が待機しており、客はこの中から気に入った女性を選びホテルでことに及ぶ。

 気に入った女性がいなければ、近所の店から売春者を呼び出して紹介する。ご丁寧にも店からホテルまでを往復する車も準備してあり、1回の売春につき100ドル(約9500円)で裏サービスを提供していた。なお、料金の取り分は半分が売春婦、残り半分が仲介者やドライバーなどとなっていた。

※最終更新:2013年6月21日10:15JST

【関連記事】

ホーチミン:カラオケやバーを一斉調査へ、取り締まり強化―18年2月まで (2017/10/13)
ホーチミン:中心部で外国人御用達の売春施設を一斉摘発 (2014/10/17)
ホーチミン:床屋に偽装した外国人向け売春宿を摘発 (2013/07/15)
売春を仲介したミスコン優勝者に禁固2年6か月の実刑判決 (2013/07/02)
フック副首相、ハノイやホーチミンの売春問題に関する実態調査を指示 (2013/06/24)
ホーチミン:摘発された売春プールバー、ビキニで客引き (2013/06/24)
ホーチミン:理髪店が売春窟に、マネージャーの男を逮捕 (2013/06/06)
フェイスブックを使って売春あっせん、20歳の女を逮捕 (2013/04/25)

[Dinh Thao, Dan Tri, 10:28 (GMT+7) 18/06/2013U].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
新政令、居住地変更を怠ると最大2.4万円の罰金 (17:26)

 家庭内暴力の防止や社会秩序の維持に関する行政罰を定めた政令第282号/2025/ND-CP(12月15日施行)によると、居住管理に関する行政違反の罰則が強化される。同政令は、政令第144号/2021/ND-CPに代わるもの。 ...

イオンベトナム、ドンタップ省でSC着工 27年開業予定 (15:49)

 イオン株式会社(千葉県千葉市)のベトナム法人イオンベトナム(AEON Vietnam)は11月29日、南部メコンデルタ地方ドンタップ省(旧ティエンザン省)ミトー街区で商業施設「イオン・ミトー(Aeon My Tho)」の着工式を開...

「K-POPの父」イ・スマン氏、ザライ省で観光複合施設を開発へ (14:13)

 南中部地方ザライ省人民委員会はこのほど、K-POP産業のパイオニアであり、「K-POPの父」と称される韓国の著名なプロデューサーのイ・スマン氏が共同会長を務めるブルーミング・スカイ(Blooming Sky)社に対し、...

貧しい人々の「最期の眠り」を見届けて20年、無償で葬儀を行う男性 (11/30)

 ホーチミン市ニャーベー村には、貧しい人々や身寄りのない人々の最期を見送ることに人生のすべてを捧げてきた男性がいる。  地元の人々は、ニャーベー村74集落の長であるレ・バン・サンさんを、親しみを込...

ジャックフルーツ、公式ルートで中国輸出 (14:04)

 農業環境省はこのほど、中国海関総署(GACC)との間で、ベトナムのジャックフルーツの生果実の中国輸出に関する議定書に署名した。  これにより、ベトナムのジャックフルーツの生果実が公式ルートを通じて中...

ジェイテクト、ベトナム2大都市に新拠点を開設 市販ビジネス強化 (13:51)

 ステアリングシステムや軸受、駆動部品などの製造・販売を手掛ける株式会社ジェイテクト(愛知県刈谷市)は、産機分野およびアフターマーケットにおけるベアリング需要が伸長しているベトナムでの販売網強化を目...

ベトナム、26年3月から全国で自動車排ガス基準を適用 (13:34)

 チャン・ホン・ハー副首相は、自動車排ガス基準の適用スケジュールを定めた首相決定第43号/2025/QD-TTgに代行で署名した。同決定は2026年3月1日に施行され、大気汚染対策と都市部の交通環境改善に向けた措置と...

ハノイ:保護者の送迎遅刻に料金徴収、公立校で25-26年度から (13:24)

 ハノイ市人民評議会はこのほど、2025-2026年度における市内の公立幼稚園および公立の小学校・中学校・高校に適用する教育支援サービスの料金枠を規定する決議を採択した。対象は一般的な公立校で、高品質サービ...

日本の外国人労災件数、24年は6244人 国籍別でベトナムが最多 (6:59)

 厚生労働省の出先機関である労働基準監督署が発表した2024年度における労働者死傷病報告によると、同年の外国人労働者の労災による死傷者数は6244人となった。  在留資格別では、◇身分に基づく在留資格(日...

12月施行の新規定、子どもへの過度な学習強要に罰金など (6:29)

 12月に施行される新規定3本をまとめて紹介する。 1. 子どもへの過度な学習強要・ドローンの無許可操縦に罰金  家庭内暴力の防止や社会秩序の維持に関する行政罰を定めた政令第282号/2025/ND-CP(12月15日...

受託手荷物なしの乗客、VNeIDかキオスクでの手続き義務化 (5:08)

 国内すべての空港で2025年12月1日から、搭乗手続き方法が変更された。これは政府の指示第24号/CT-TTgに基づくもので、受託手荷物のない乗客は、電子身分証明「VNeID」または空港設置のセルフキオスクでチェック...

ベトナム航空、Pizza 4P’sのピザ2種類の機内提供を開始 (5:07)

 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は12月1日から、一部路線でのピザフォーピース(Pizza 4P’s)の冷凍ピザの機内提供を開始した。同サービスを利用するには、搭乗24時間前までに

ロイヤルHD、「いねや」新業態3店舗をホーチミンに出店 (4:56)

 ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」や天丼・天ぷら専門店「天丼てんや」などを展開するロイヤルホールディングス株式会社(福岡県福岡市)と双日株式会社(東京都千代田区)が共同出資するベトナム現地法人で...

群馬で活躍するバレー越女子代表、SVリーグオールスター出場へ (4:08)

 SVリーグ(SV.LEAGUE)の群馬グリーンウイングスはこのほど、同クラブ所属のバレーボール女子ベトナム代表チャン・ティ・タイン・トゥイ選手(28歳、通称ティティ、4T)が2026年のSVリーグオールスターゲームにリー...

那智勝浦観光機構、ハロン大学と観光人材育成で連携 (3:05)

 一般社団法人の那智勝浦観光機構(和歌山県)は、東北部地方クアンニン省ハロン街区にあるハロン大学との間で、観光・人材育成分野における連携強化を目的とした覚書を締結した。  調印は、11月下旬にクアン...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved