ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

ハノイ:男女の双子を5週間遅れで出産、体外受精で妊娠

2025/01/06 04:42 JST配信
(C)VOH
(C)VOH
  • 妊娠24週目で体重730gの男児出産
  • 5週間後に体重1200gの女児を出産
  • 治療中の男児は体重2300gまで増加

ハノイ産婦人科病院の発表によると、同病院でこのほど男女の双子が誕生したが、このうち2人目は1人目の出産から5週間後に生まれた。

 母親のL・T・Hさん(26歳、紅河デルタ地方ビンフック省在住)は、体外受精(IVF)で双子を妊娠した。IVFは経腟超音波下に卵巣から採取した卵子を体外で精子と受精させ、2〜6日間体外で培養してできた胚を子宮に戻す不妊治療のこと。

 妊娠24週目にHさんは腹痛と粘液分泌などの症状が現れ、すぐにハノイ市内の病院を受診。子宮口が開いていると診断され、子宮頸部の縫合手術を受けたが、6日後に縫合箇所が開いてしまったため、ハノイ産科病院に救急搬送された。

 検査の結果、1人目の赤ちゃんは破水しており、感染症の兆候が見られたため、妊娠26週目での出産を余儀なくされた。生まれた男児は体重730gの超低出生体重児で、直ちに新生児科に搬送されて、現在も集中治療を受けている。

 Hさんはその後も治療を続け、妊娠31週目に2人目の赤ちゃんを出産。こちらは体重1200gで、極低出生体重児の女児だった。女児も出産後から集中治療を受け、1か月後に体重が2500gにまで増加。健康状態は良好で現在は母親のもとで過ごしている。

 一方、先に生まれた男児も体重が2300gまで増加。現在も治療を受けているが、近く家族のもとに引き渡される見通し。

[Tuoi Tre 13:20 31/12/2024 U].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
日本の看護師国家試験でベトナム人30人が合格、EPA累計224人に (6:41)

 日本の厚生労働省が発表した第114回看護師国家試験結果によると、経済連携協定(EPA)に基づき日本が受け入れた看護師候補生の中から、ベトナム人30人が新たに看護師国家試験に合格した。  これにより、初年...

日本の介護福祉士国家試験でベトナム人150人が合格、合格率84.3% (6:08)

 日本の厚生労働省が発表した第37回介護福祉士国家試験結果によると、経済連携協定(EPA)に基づき日本が受け入れた介護福祉士候補生の中から、ベトナム人150人が新たに介護福祉士国家試験に合格した。  これ...

ベトジェットエア、機内でのモバイルバッテリー使用・充電を禁止 (5:21)

 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、飛行中の機内でのモバイルバッテリー(予備バッテリー)の使用と充電を禁止した。  これは、ベトナ

チュオンサ諸島海戦で犠牲になった夫を37年間想い続ける妻 (23日)

 今から37年前の1988年3月14日、チュオンサ諸島(英名:スプラトリー諸島、中国名:南沙諸島)海戦でベトナムと中国の両海軍が衝突し、中国がベトナムからガックマー岩礁(英名:ジョンソン・サウス礁、中国名:赤...

FLC系列企業の詐欺事件の二審裁判開始、元会長「重篤」で出廷せず (5:01)

 FLCグループ[FLC](FLC Group)と、FLCファロス建設[ROS](FLC Faros)など系列企業における株価操

クアンビン省:ホンラー国際港を着工、近隣国の需要対応も視野に (4:18)

 ホンラー港湾(Hon La Port)はこのほど、北中部地方クアンビン省クアンチャック郡クアンドン村(xa Quang Dong, huyen Quang Trach)で「ホンラー国際港」を着工した。式典には同省人民委員会の代表者が立ち会った...

日本政府、ベトナムの感染症対策を支援 150万USDの補正予算事業 (4:03)

 2024年にベトナムとカンボジアでH5N1型の鳥インフルエンザが流行したことにより、人・動物・環境などの多部門が連携して健康維持に関する対策を行う「ワンヘルス」の取り組みが重要であることが再確認された。 ...

ベトナム航空:ハノイ~インド間を結ぶ新路線 5月就航 (3:13)

 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は5月から、ハノイ市とインドのバンガロールおよびハイデラバードを結ぶ新路線を就航する。いずれも機材はエアバスA321型機を使用する。

ホーブとHOLUS、ベトナムでイチゴ普及拡大 試験栽培の契約締結 (2:28)

 イチゴの種苗事業や青果卸事業などを手掛ける株式会社ホーブ(北海道上川郡)と、食品の企画・製造・輸入・販売や日本国内外でのアグリビジネスを手掛ける株式会社HOLUS(東京都渋谷区)は25日、ベトナムでのイチゴ...

旭日小綬章受章のAIC元会長に禁固10年、刑事事件5件目の有罪判決 (25日)

 情報通信省の傘下機関だったベトナム・コンピューター・セキュリティセンター(VNCERT)における設備機器の取引価格水増し事件の裁判で、ハノイ市人民裁判所は21日、被告13人に有罪判決を下した。  同事件は...

ビンファスト、年内にインドネシアでショールーム22店舗オープン (25日)

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)は21日、インドネシアの大手自動車販売会社PT Arimbi Amar

FPT、米データブリックスと協業 コンサル・導入支援サービス開始 (25日)

 ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)グループの日本法人FPTジャパンホールディングス株式会社(東京都港区)の子会社であるFPTコンサルティングジャパン株式会社(東京

カインホア省:ニャチャン湾景勝地の観光料徴収を再開 (25日)

 南中部沿岸地方カインホア省人民委員会は、同省ニャチャン湾の景勝地を訪れる観光客から観光料を徴収することを決定した。水上交通機関を利用する国内外の観光客に適用される。  各ルートの料金は以下の通...

ハノイ:チュックバック街区で「無料トイレ」試験導入 同市初 (25日)

 ハノイ市バーディン区チュックバック街区(phuong Truc Bach)で、飲食店などが観光客らにトイレを無料開放する取り組み「フリーレストルーム(Free Restroom)」が始まった。  これは同市初の試みであり、公衆...

南日本運輸倉庫、ベトナムで生鮮品鮮度保持の実証実験開始 (25日)

 チルド・フローズン食品輸送を手掛ける南日本運輸倉庫株式会社(東京都中野区)は14日、ベトナム北部を中心に商船事業・港湾開発・不動産事業などを手掛けるサオドーグループ(Sao Do Group)傘下で北部紅河デルタ...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved