22日夕方、ホーチミン市ゴーバップ区の住宅で起きた強盗殺人事件で、公安は同日夜、同市1区の衣料品店で、高飛びする前に同店で働く妻に会うためやって来たホー・ミン・クオン(23)を緊急逮捕した。クオンは容疑を全て認めた。
クオンは妻の親戚であるホアンさん宅を用事で訪れた際、引き出しの中に多額の現金などが入っているのを目撃したのと、ちょうどその時家の中にはメイドとホアンさんの幼い息子、フイくんの2人しかいなかったため、盗みを思い立った。
しかし、隙を見て引き出しから金品を盗み出した際、メイドに発見されたことから、クオンは台所から持ち出した包丁でメイドの首などを数回に渡って刺し、殺害。それを見て泣きだしたフイくんも同様に殺害した。殺害後、クオンは2人の遺体を寝室に運ぶと、証拠隠滅のため台所にあったカセットコンロで遺体に火をつけ逃走していた。