ハノイ工科大学のBKISネットワークセキュリティーセンターが昨年実施した調査で、国内の各行政機関・国営企業のウエブサイト340件のうち、90件に重大な技術的欠陥があることが分かった。これらのサイトはハッカーの侵入が容易であるため、ネットワークのセキュリティーが脅かされる危険性が非常に大きいという。
ウエブサイトの改ざん情報の収集やサイバー攻撃に関するコンサルティングなどを手がける国際非営利団体Zone-H(www.zone-h.org)は、外国人ハッカーに侵入されたことのあるベトナムのサイト(「.vn」のドメイン名を持つもの) 235件のリストを公表したが、このうち約40件が政府機関のサイトだった。
BKISのクアン所長は、ハッカーの侵入を容易にさせている主な原因の一つとして、ウエブサイト管理者の技術レベルが低いことを指摘する。各行政機関や企業のサイト管理者には、ITエンジニアとして最低限の技術を有し、3年以上の実務経験がある者をあてる必要があるとしている。
・ 政府ポータルサイトの32%に重大なセキュリティホール (2012/07/05)
・ 被害額600万ポンドのカード犯罪で、越人ハッカー逮捕 (2010/12/22)
・ 証券会社サイトの殆どにセキュリティーホール (2010/11/29)
・ グーグル、脆弱性を警告した越人IT専門家に賞金 (2010/11/18)

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