競争評議会(商工省)は7月29日、ベトナム保険協会に所属する19社に対し、競争法に違反する価格カルテルを結んでいたとして2007年の売上高の0.025%に相当する罰金を科すことを決めたと発表した。罰金の総額は17億800万ドン(約770万円)。
競争評議会は、19社が2008年9月から10月にかけて、自動車損害保険の保険料を一律に引き上げるカルテルを結んだと認定した。19社の自動車損害保険の市場シェア(当時)は99.79%を占めていた。保険料の一律値上げに対し運輸業界を中心に反対の声が上がり、保険料の引き上げは数カ月後に取り消された。
罰金が科されたのは▽農業農村開発銀行保険▽ニャーロン保険(バオロン)▽バオミン保険▽ベトナム工商銀行保険▽バオティン保険▽バオベト保険▽ベトナム投資開発銀行保険▽軍隊保険▽ペトロリメックス保険▽郵便保険▽ベトナム石油ガス保険▽サムスンビナ保険▽AAA保険――などの19社。
・ 競争法施行から5年、制裁件数はわずか3件 (2010/12/30)
・ 金融最大手バオベト、政府監査で複数の違反が発覚 (2010/11/30)

から



)
)
)
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)













