ハノイ市の10月時点の新生児男女比率は、女児100人に対し男児120人と異常なほどの差が生じている――。6日に行われた人口に関する国家行動月間の開始式で、同市人民委員会のゴ・ティ・タイン・ハン副主席が発表した。6日付ラオドン電子版が報じた。
ハン副主席は、2001~2010年の10年間に「子供は1人または2人まで」とする家族モデルが社会に浸透し、同市の人口増加率が抑制され市民の生活水準向上に貢献したと評価した。そのうえで、同市は新生児男女比率の他にも人口に関するさまざまな問題、例えば人口の高齢化、5歳未満乳幼児の栄養失調率が高いこと、人工中絶する女性のうち未成年者が約30%を占めていること、先天性障害を持つ新生児の比率が減少していないことなどに直面していると述べた。
今回の行動月間は、新生児男女比率のアンバランスを抑制することをテーマとしている。ハノイ市の人口は約670万人、人口密度は全国平均の8倍に相当する1平方キロメートル当たり1918人。
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