![]() (C)Vietnam plus,Nguyen Khang、チュオン・タン・サン国家主席と越僑女性達 ![]() |
グエン・タン・ズン首相は、国籍法改正案を次の国会に提出することを決めた。現行の国籍法のままでは、海外在住ベトナム人(越僑)約450万人が今年7月にベトナム国籍を失うことになることを受けた動き。
司法省は、越僑の国籍登録手続き期限を5年間延長し、2019年7月1日とする改正案を政府に提出していた。ズン首相から委任を受けてハー・フン・クオン司法相が、次期国会の議事日程に改正国籍法案を追加するよう国会常務委員会に申請する。
司法省は今後、外務省と協力して改正法案を取りまとめ、4月の政府月例会議に提出。それと同時に外務省、公安省と協力して越僑の国籍登録に関する政令78号/2009/ND-CPの改正案を作成し政府に提出する予定。また、国籍法の施行状況を総括して政府に報告する。
国籍法や関連政令の改正により、越僑の国籍登録手続きが現在より簡素化され、国籍選択の権利が尊重されることになる。