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南中部高原地方ダクノン省文化観光指導委員会はこのほど、同省トゥイドゥック郡人民委員会の協力を得て、長い間忘れ去られていたムノン族の「雨季入りの雨祭り」を復興した。祭りの復興は、少数民族の文化的価値の保存・発展と、同省を訪れる観光客の誘致を目的としたもの。
ムノン族の観念では、雨季入り後に初めて降る雨は「毒の雨」であるため、儀礼を執り行って解毒する必要があるという。供物として、カン酒(Ruou can=少数民族の酒)、豚の生き血、豚肉、卵、石炭、ウコン、バナナなどが並べられる。また、儀礼後4日間は、人々は村から出ることが許されない。
この祭りは、ムノン族の精神生活に大きく影響する重要な伝統儀礼であり、「人」と「自然」を結び付けるとともに、平和と繁栄を祈る機会ともされている。
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