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フランス・パリの国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)本部でこのほど行われた無形文化遺産の保護に関する第9回政府間委員会で、ベトナム北中部の伝統民謡「ハットビ(Hat Vi)」の登録が正式に決まった。
ユネスコが2006年に創設した無形文化遺産は、存続が危ぶまれる芸能や祭り、伝統工芸技術などの保護を目的としたもの。ベトナムからは、これまでに「宮廷音楽ニャ・ニャック」、「中央高原におけるゴングの文化的空間」、「フート省のフン王(雄王)の崇拝」、「南部の室内楽ダイトゥ」などが登録されており、今回登録された「ハットビ」が9件目となる。
「ハットビ」はベトナム北中部にかつて存在したゲティン省(現在のゲアン省とハティン省)の農村部で歌われてきた伝統民謡で、2012年にベトナムの文化スポーツ観光省により国家無形文化遺産に登録された。
なお、今回の政府間委員会ではこの他に、日本の「和紙」、韓国の「農楽」、北朝鮮の「民謡アリラン」、ブラジルの「カポエイラ」などが新たに無形文化遺産に登録された。
・ 少数民族の「民謡テンの儀式」、ユネスコ無形文化遺産に登録 (2019/12/17)
・ 中部地方の民俗遊び「バイチョイ」がユネスコ無形文化遺産に認定 (2017/12/11)
・ タイ族の民族舞踊「ソエ・タイ」、ユネスコ無形文化遺産に申請へ (2016/07/23)
・ 「綱引き」がユネスコ無形文化遺産に登録、4か国が共同申請 (2015/12/05)
・ 伝統歌謡「ハット・ソアン」、緊急保護無形文化遺産の解除申請 (2015/11/28)
・ 国家無形文化遺産17件認定、露干しライスペーパー作りなど (2015/10/16)
・ クメール族の「オク・オム・ボク祭り」、国家無形文化遺産に認定 (2014/09/15)
・ ドンホー版画の文化的価値保存プロジェクトに600億ドン投資 (2014/07/09)

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