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タイ族の民族舞踊「ソエ・タイ」、ユネスコ無形文化遺産に申請へ

2016/07/23 06:42 JST配信
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 文化スポーツ観光省は、少数民族タイ(Thai)族の民族舞踊「ソエ・タイ(Xoe Thai)」を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に申請するため、西北部地方イエンバイ省が申請に向けた調査及び書類の作成を主導することに同意した。2018年3月までにユネスコへ申請書類を提出する。

 研究者らによると、タイ族は多くの伝統的な舞踊を保存している。中でも「スエ・タイ」は、テト(旧正月)や家の新築祝い、結婚式、新米の祝いなどあらゆる祭りに欠かせないタイ族の特徴的な文化で、民族のコミュニティを結び付ける重要な役割を果たしている。

 現在「ソエ・タイ」を継承している省は、イエンバイ省のほか、西北部地方ライチャウ省、同ソンラ省、同ディエンビエン省、北中部地方タインホア省の5省となっている。無形文化遺産への申請にあたり、各省はイエンバイ省人民委員会と協力して書類の作成を進めていく。

 2015年には、ライチャウ省及びソンラ省のソエ・タイ、イエンバイ省ギアロ町のソエ・タイ・ムオン・ロー―ギア・ロ(Xoe Thai Muong Lo – Nghia Lo)の3つが国家無形文化遺産に認定された。

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