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ハノイ市における2016年年初5か月の男女出生比率は、女児100人に対し男児114.4人となり、2015年通年よりも更にバランスが崩れている。
同市の男女出生比率は全国平均よりも常に差が大きい。2015年における全国の平均比率は女児100人に対し男児112.7人だったが、ハノイ市では女児100人に対し男児114人となった。
同市人口・家族計画化支局によると、2016年年初5か月における同市の出生数は前年同期比▲3.9%減の3万7715人だった。出生数は減少したものの、出生数全体に占める第3子以降の割合は7.5%と、依然として高い割合を保っている。第3子以降を出産する理由の大半は、男児が欲しいためだという。
同市当局は、男女不均衡を緩和すべく、妊婦向けの超音波検査サービスを提供する医療施設を立ち入り検査し、胎児の性別選択を目的とする行為の摘発・処分を強化する方針。2015年には、性別選択に関する違反2件を摘発・処分している。
国際連合人口基金(United Nations Population Fund=UNFPA)によると、今後も男女不均衡の拡大が改善されなければ、2050年には230万~430万人のベトナム人男性が「売れ残る」と予想されているという。
・ 男女出生比の改善進まず、2016年は女児100:男児112.2 (2017/06/30)
・ ホーチミン:出生100人に対し中絶43人、中絶率低下も依然高く (2016/07/14)
・ 全国人口9170万人に、上半期の出生数+9.9%増加 (2016/07/07)
・ ホーチミンの人口822万4000人、女性が52%で過半数 (2016/04/27)
・ 「娘しかいない夫婦に補助金」の草案、男尊女卑と物議 (2015/10/01)
・ 出生数規制の緩和を提案、夫婦に出生数の決定権 (2015/06/09)
・ 2014年の全国人口9049万人、5年で460万人増加 (2014/12/18)
・ 「男児が欲しくて…」浮気に離婚、男女出生比率不均衡に懸念 (2014/12/05)

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