アジア犬保護同盟(Asian Canine Protection Alliance=ACPA)はこのほど、ベトナムにおける食用としての犬の売買を防止することを目的とした犬の飼育管理能力向上プログラムを実施した。
その中で公表された資料によると、ベトナムにおける犬肉の年間消費量は500万頭に上ると推測され、中国の2000万頭に次いで第2位であることが分かった。第3位は韓国で、年間消費量は200万~300万頭。
同資料では、犬の大半がラオスやカンボジアで捕獲され、生きた状態で犬肉を食べる地域へ搬入されるとしているが、犬肉の売買を禁止する国や地域も多く、調査結果の真偽は定かではないとする意見もある。犬肉は一部のアジア地域で食べられており、家族単位で犬肉業を営む形態から屠殺業者まであり、全体の売り上げは数十億USD(10億USD=約1040億円)に上るという。
これまでにもアジア各国で犬肉の屠殺や売買、運搬に関する調査が数多く行われ、ベトナムは犬肉食を文化・伝統と主張してきているが、動物愛護の観点から非難する意見が多い。
・ ハノイ:犬猫肉食の禁止に向け座談会、人々の意識徐々に変える必要 (2023/07/06)
・ ホイアン:犬猫肉の取引廃止表明、国内初の都市に (2021/12/13)
・ ハノイ:消えゆく犬食文化、かつての「犬肉街」も消滅 (2020/11/21)
・ 台湾、寮の犬を殺して食べたベトナム人労働者らに罰金72万円 (2020/01/09)
・ ホーチミン:犬肉食の取り締まり強化へ、健康リスクに警告 (2019/09/17)
・ ネコの丸焼き貪るYouTuber、ネット民から猛烈批判 (2018/12/10)
・ ハノイ:犬肉食の取り締まり強化、21年までに全面禁止目指す (2018/09/17)
・ 犬肉料理になりかけたベトナム犬とスコットランドの自閉症児の友情物語 (2015/03/22)

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