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ホーチミン市人民委員会のチャン・ビン・トゥエン副主席はこのほど、識別リングがなくトレーサビリティ(流通経路追跡可能性)を確認できない豚について、農産物の卸売市場であるホックモン卸売市場(ホックモン郡)とビンディエン卸売市場(8区)への搬入を認めないよう、関連部局に指示した。10月16日から実施するよう求めている。
トゥエン副主席はまた、関連部局と上記の卸売市場管理委員会に対し、トレーサビリティ情報の管理を強化し、それぞれの市場の取引業者に規定遵守を呼び掛けると共に、業者が故意に規定に違反した場合の処分について検討するよう指示した。
ホーチミン市人民委員会は、トレーサビリティに参加する零細な養豚農家が識別リングを購入する費用の50%を補助することや、合作社や合作グループの場合は2017年末まで100%補助することを既に決めている。
同市商工局はこれまで複数回にわたって市人民委員会に対し、識別リングのない豚の卸売市場での販売を許可しないよう提案していた。同市では10月初旬に、投与が禁止されている鎮静剤(コンビストレス=Combistress)を注射された豚4000頭近くが、クチ郡のスエンアー食肉処理場で発見され、殺処分されている。
・ ホーチミン:スマホで鶏肉と卵の流通追跡を確認、全市でシステム導入開始 (2017/10/05)
・ ホーチミン:鎮静剤注射の豚3750頭、焼却処分を指示―市内最大の処理施設で発見 (2017/10/04)
・ 市場の豚肉の80%がサルモネラ菌に感染、世界銀行の調査報告で (2017/04/03)
・ ホーチミン: 17年までに小規模な家畜・家禽の食肉処理場を全て閉鎖 (2016/05/17)

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