![]() (C) vnexpress |
3月下旬にホーチミン市8区の高層マンション「カリナ・プラザ(Carina Plaza)」で大火災が発生し住民13人が死亡した事故で、ホーチミン市警察は8日、消防規定違反容疑で同マンションの管理委員長であるグエン・クオック・トゥアン容疑者(男・33歳)を逮捕した。
同マンションの管理について、投資主であるフンタイン建設貿易サービス製造有限会社(Hung Thanh)はサイゴン不動産サービス株式会社(SEJCO)と契約を締結しており、同社に消防システムや駐車場などを委託している。トゥアン容疑者はSEJCOから同マンションの管理委員長に任命されていた。
捜査の結果、フンタイン社が同マンションに消防設備を十分に設置せず、また設置済みの消防設備についても保守・メンテナンスを行っていなかったことが明らかになった。
マンション管理委員会はこれを認識していたが、管理委員会としての責任を果たさず、対策を講じなかったため、火災発生時に自動消火装置や避難誘導システムなどが稼動しなかったことが分かっている。
これに先立つ4月、フンタイン社の元社長グエン・バン・トゥン容疑者(男・41歳)も消防規定違反容疑で逮捕されている。
・ 13人死亡の高層マンション火災、投資主の元社長に禁固6年6か月の判決 (2023/12/25)
・ 1-9月期の火災発生件数は約3000件、73人死亡 (2018/10/09)
・ 13人死亡の高層マンション火災、原因は「バイクの電気ショート」 (2018/07/27)
・ 大火災で13人死亡の高層マンション、8月修繕完了・再入居へ (2018/06/28)
・ ホーチミン:住宅販売戸数が大幅減、13人死亡のマンション火災で (2018/06/18)
・ 13人死亡の高層マンション大火災、投資主の元社長を逮捕 (2018/04/24)
・ ホーチミン:消防システム未検収のマンション公表 (2018/04/12)
・ ホーチミン:防災グッズの需要が急増、高層マンション大火災で (2018/03/29)

から



)
)
)
)
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)













