ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

韓国に不法滞在のベトナム人労働者、上半期に1506人帰国

2018/09/26 05:05 JST配信
(C)Bao dan sinh
(C)Bao dan sinh

 労働傷病兵社会省海外労働管理局の発表によると、韓国に不法滞在していたベトナム人で、2018年上半期にベトナムに帰国した人は1506人に上った。このうち自主的に帰国したのは988人、拘束され強制退去処分を受けた人は518人だった。

 在韓国のベトナム労働管理委員会の報告と韓国当局の統計によると、6月末時点で「雇用許可(EPS)プログラム」に従って韓国に派遣されて働いているベトナム人労働者は3万8331人、漁船乗組員は7067人、専門技術労働者は1788人に上る。韓国は今年、製造業分野でベトナム人労働者6300人を受け入れる計画とされている。

 海外労働管理局のグエン・ザー・リエム副局長は、「海外労働管理局はこれまで一部の地方で地元当局や報道機関と共に、韓国に派遣される労働者が契約した期限通りに帰国するよう呼びかける会議を開催してきた。今後、派遣労働者の多い郡や村で会議を開く予定だ」と話した。

 ベトナム政府は、韓国に派遣された労働者が失踪し不法滞在するのを防止するため、保証金制度や違反があった場合の厳格な処分を継続する。不法滞在者の比率の多い地方では労働者派遣を停止する。
 

【関連記事】

ベトナム政府専用機で韓国に渡航した企業幹部ら9人が失踪 (2019/09/27)
韓国:建設現場でベトナム人の不法就労を斡旋、労働組合本部長ら起訴 (2019/07/30)
韓国への季節労働者派遣、4省・市で協定締結―給与は月額1400USD (2019/07/18)
韓国のベトナム人優遇措置で不法滞在が急増、1日100件摘発 (2019/07/15)
韓国、北部10省・市の一部地域からの労働者受け入れを停止 (2019/05/08)
1-4月期の海外派遣労働者数3万6990人、年間目標値の33.6% (2018/05/18)
17年の海外派遣労働者数13万4751人、4割が日本への派遣 (2018/01/16)
韓国のベトナム人不法残留者数1万6000人、労働者派遣の停止も (2017/04/07)

[Bao dan sinh 17:40 23/09/2018,O].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ベトナムの通信事業者、eSIM普及を加速 (15:13)

 ベトナムの通信事業者が、物理SIMからeSIMへの転換を強化している。各社はオンライン手続きに対応し、手数料の無料化を進めている。これにより、通信分野におけるデジタル化が一段と加速しつつある。  12月...

2025年の信頼性の高い旅行会社、ベトラベルが3年連続1位 (13:54)

 ベトナム評価レポート社(ベトナムレポート=Vietnam Report)は1日、2025年の信頼性の高い旅行会社トップ10とホテル・リゾート部門トップ5を発表した。  同ランキングは、財務能力やメディアの信頼性、関連...

有料テレビ「K+」、26年1月でベトナム事業終了 (13:17)

 有料テレビ「K+」を運営するオーバー・ザ・トップ(OTT)サービス事業者のベトナム・サテライト・デジタル・テレビジョン(VSTV)は、2026年1月1日付けで「K+」のサービスの提供を終了すると発表した。  イン...

車いすでピックルボールに打ち込む人々 (7日)

 グエン・バン・フアンさん(男性・40歳)は毎週、東北部地方クアンニン省からハノイ市まで100km以上の道のりを三輪バイクで走り、ピックルボールに打ち込んでいる。フアンさんにとって、ピックルボールは障がいへ...

ノイバイ空港、第2旅客ターミナル拡張エリアが12月19日に運用開始 (6:56)

 ハノイ市ノイバイ国際空港の第2旅客ターミナル(T2)拡張エリアは18か月の工期を経て、12月19日に運用が開始される予定だ。T2では、3D手荷物スキャナー「920CT」や米国運輸保安局(TSA)基準を満たしたボディスキャ...

ホーチミン:都市鉄道人材の育成急ぐ、外国人専門家への依存軽減 (6:28)

 ホーチミン市人民委員会は、都市鉄道(メトロ)網の拡大に向け、2025〜2030年の人材育成計画を公表した。同市は2035年までに7路線、2045年までに10路線の運行を予定しており、運行と保守に必要な人材を計画...

ホーチミンに自由貿易区を設立、政府が提案 (5:54)

 政府はこのほど、ホーチミン市の開発にかかる特別制度の試行に関する国会決議第98号/2023/QH15の一部を改正・補足する決議案を国会に提出し、同市に自由貿易区(FTZ)を設立することを提案した。改正は、投資を呼...

サン・フーコック航空、26年3月に国際線運航開始 (5:28)

 観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)傘下のサン・フーコック・エアウェイズ(Sun PhuQuoc Airways=SPA)は、ベトナム民間航空局(CAAV)から国際線対応の航空運送事業許可(Air Operator Certificate...

EV配車サインSM、ラオスで法人向け電気タクシーサービスを展開 (4:37)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社で、配車サービス「サインSM

行政区を点数方式で分類、社会経済政策策定の根拠に (3:38)

 行政区分類に関する政令第307号/2025/ND-CP(11月27日施行)では、行政区の分類基準を定めており、社会経済政策や地方行政の運営体制を整備するための基礎とした。  新政令が公布された背景には、今年7月の行...

テックフェスト2025、ハノイで12月12日から開催 (2:03)

 ハノイ市のホアンキエム湖歩行者天国で12月12日(金)から14日(日)まで、スタートアップとイノベーションに関する体験型イベント「テックフェスト・ベトナム2025(TechFest Vietnam 2025)」が開催される。  同...

聖母マリア教会がXmasライトアップ、LED装飾は昨年の2倍 (6日)

 ホーチミン市サイゴン街区(旧1区)中心部に位置するドゥックバー(聖母マリア)教会は、今年もクリスマスシーズンに合わせて装飾され、クリスマスの雰囲気を楽しむ大勢の家族連れや若者で賑わっている。  同教...

第21回ホイアン日本祭り2025、12月26日から開催 (6日)

 南中部地方ダナン市(旧クアンナム省)のホイアン文化遺産保存管理センターは4日、ホイアン旧市街で12月26日(金)から28日(日)にかけて、第21回ホイアン日本祭り2025が開催されると発表した。  同イベントはダ...

コンダオ国立公園、IUCNグリーンリストに認定 (6日)

 ホーチミン市コンダオ特区のコンダオ国立公園(Vuon Quoc gia Con Dao)はこのほど、国際自然保護連合(IUCN)が認定・授与する「グリーンリスト(Green List)」の認定証を受領した。  「グリーンリスト」は、コ...

ラムドン省:洪水で1750世帯が孤立、自治体が緊急対応を指示 (5日)

 南中部地方ラムドン省で豪雨に伴う洪水被害が発生している。旧ビントゥアン省のエリアを中心に大規模な洪水が発生し、約1750世帯が孤立する事態となり、同省人民委員会が4日に緊急対応を指示した。  省全体...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved