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ホーチミン:中国人の集団不法入国相次ぐ、2日で22人の身柄確保

2020/07/31 06:28 JST配信
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 ホーチミン市ビンタイン区にある都市区「ビンホームズ・セントラルパーク(Vinhomes Central Park)」で29日午後、不法入国した中国人11人が発見された。ホーチミン市疾病管制センターの責任者が明らかにした。

 都市区内のマンションに滞在していた11人はビンタイン区当局により身柄を保護され、区内の集中隔離施設に移された。11人が不法入国した経路については明らかにされていない。

 また、翌30日0時30分ごろには、タンフー区フータイン街区(phuong Phu Thanh)警察のパトロール隊がパトロール中にルイバンビック(Luy Ban Bich)通り539番地にある路地で不審な19人を発見した。19人は警察に気づくと逃走した。

 その後、19人のうち9人がパトロール隊に身柄を拘束された。フータイン街区警察はタンフー区警察の協力を得てさらに2人の身柄を拘束した。残る8人は行方をくらましている。身柄を拘束された11人はいずれも不法入国した中国人で、2人はパスポートを提示したが、9人は所持していなかった。11人は集中隔離施設に移され、隔離措置を受けている。警察は引き続き逃走した8人の行方を追っている。

 このところ外国人の不法入国事件が相次いで発生している。不法入国者は山岳地帯の小道や海路などを通ってベトナムに入り、不法入国手配ルートの支援を受けて国内で移動していたものとみられる。

 外国人の相次ぐ不法入国とベトナム国内での約3か月ぶりの市中感染がほぼ同時に発生したため、不法入国と市中感染との関連性が懸念されている。

最終更新:2020年7月31日15:45JST

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