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新型コロナ、ベトナム入国者から南アフリカの変異株初確認

2021/02/01 13:18 JST配信
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 中央伝染病衛生研究所は31日、南アフリカで検出された新型コロナウイルスの変異株がベトナム国内で初めて確認されたと発表した。

 南アフリカ型の変異株が確認されたのは、1422人目の感染者となった南アフリカ国籍の専門家(25歳)。2020年12月19日に南アフリカからカタールのドーハを経由してハノイ市ノイバイ国際空港に到着し、同市で隔離措置を受けていた。

 この感染者は12月23日の1回目の検査で陽性となり、中央熱帯病病院で隔離・治療を受けた。その後、中央伝染病衛生研究所が遺伝子解析を行ったところ、南アフリカ型の変異株が確認された。

 なお、これに先立つ1月、英国で急拡大している新型コロナウイルスの変異株がベトナム国内で初めて確認された。英国型の変異株が確認されたのは、1435人目の感染者となったベトナム国籍の女性(45歳)。女性は12月22日に英国から南部メコンデルタ地方カントー市カントー国際空港に到着し、同地方チャビン省で集中隔離措置を受けていた。

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[Tuoi Tre 07:18 31/01/2021, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
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