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公安省刑事警察局は東北部地方カオバン省で25日夜、中国への違法な新生児売買ルートを摘発した。今回の新生児売買ルートは、公安省刑事警察局とハノイ市タインチ郡警察、カオバン省刑事警察部が協力して摘発に繋げたもの。
公安省刑事警察局のファン・マイン・チュオン大佐は、「今回摘発した新生児売買ルートは国内外の組織が絡んだ非常に大規模なもの。重大な違法行為であり、許されることのない非人道的行為だ」と語った。
警察は新生児を売ろうとした母親たちの身柄を一時拘束し、4人の新生児を救出。また、出産するため中国に渡ろうとしていた妊娠8か月の母親の身柄も拘束した。さらに、他の2人の母親も出産のため中国に向かったことが分かっている。
公安省刑事警察局は同日、4人の新生児を社会保護センターに引き渡した。警察は現在、事件の全容解明に向けて捜査を進めている。
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