ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

韓国企業進出ラッシュで増える韓越夫婦、韓国語を話せない子が問題に

2021/03/17 05:45 JST配信
イメージ写真
イメージ写真 写真の拡大.

 ベトナムに居住する韓国人とベトナム人の夫婦が増加するなか、その多くが子どもの言語に悩みを抱えていることが明らかになった。

 ハノイ韓越家族協会によると、2016年に約500世帯だった韓越家庭は2020年に3倍以上に膨らんだ。とくに昨年までの1年間で、ハノイ市を含む北部では約400世帯が新たに増えたという。韓国の大企業が北部に工場を相次いで設立し、北部に住む韓国人が増えたことで、現在は全韓越世帯の約70%が北部在住だ。

 これと同時に、韓越世帯の子どもが韓国語を話せないケースも問題化してきた。今年ハノイ韓国人学校に入学した韓越世帯の子どもは、わずか59人。より多くの生徒を受け入れようにも学校の増設をベトナム政府が許可せず、入学自体難しい状況だ。国際学校へ入学させたり、韓国語の家庭教師をつけるという選択もあるが経済的に難しい。このためやむなく現地の学校に通う子どもが多い。

 ベトナムで3人の子どもを育てる韓国人男性は「アイデンティティが混乱し、韓国語もベトナム語も使えずに学校で疎外される子が多いなか、いずれ韓国軍に入隊する息子にどう教えたらいいのか困惑している」と話す。

 韓越世帯には韓国政府からの支援も皆無だ。そこで一部の人が資金を出し合い、小規模な幼稚園の設立に向け奔走している。日中は幼稚園生を受け入れ、夕方は小学生たちに韓国語を教えるという構想。しかし新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で支援が途絶えるなど、依然厳しい状況が続いている。

【関連記事】

韓国在住ベトナム人、韓国系中国人に次ぐ約20万人 帰化者数ではトップ (2021/12/29)
仲介利用の韓国人の国際結婚相手、8割がベトナム人 平均手数料129万円 (2021/04/07)
20年の韓国人の国際結婚、ベトナム人妻が6年連続トップ (2021/03/24)
ベトナム人韓国語教員養成へ、韓国教育省が海外の韓国語教育活性化を支援 (2021/03/18)
韓国人との国際結婚、ベトナム人妻が約3割占め4年連続で最多 (2020/11/10)
5人に1人が離婚の韓越夫婦、子がベトナムで不法滞在となり問題に (2020/09/17)
韓国で増えるベトナム人妻、各機関は帰郷支援など多様な対応 (2019/09/12)
ベトナム人女性と韓国人男性のお見合いツアー、その実情は (2019/07/24)

[韓国日報 7:24 11/03/2021, S].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
9月15日に2Gネットワーク停波、一部の4Gスマホも通話不可の恐れ (13:39)

 ベトナムの通信当局のロードマップに基づき、国内の通信事業者各社は2026年9月15日をもって、第2世代移動通信システム(2G)のネットワークを全国で正式に停波する。これによりGSM技術を使用する基地局(BTS)が停...

ベトナム航空「VN10便」麻薬密輸事件、227人に判決 11人死刑 (6:34)

 ホーチミン市人民裁判所は3日、フランスからの航空便を利用した大規模な違法薬物密輸・売買事件「VN10便事件」に関与した被告227人に対する判決を言い渡した。裁判所は、主謀者を含む11人に死刑、19人に終身刑...

主要4直轄市で大型開発始動、投資総額は約3.6兆円 (6:02)

 建国記念日(9月2日)を迎え、ホーチミン市、ハノイ市、南中部地方ダナン市、南部メコンデルタ地方カントー市の主要4直轄市で、投資総額596兆7070億VND(約3兆6164億円)に上る大型開発プロジェクトの着工や落成が...

旧暦7月「鬼月」のタブーに疲弊する人々、不安が生む家族の不和 (8/30)

 ベトナムでは、旧暦7月は「孤魂」、すなわちベトナム語で「さまよう魂」を意味する「コーホン(cô hồn)」の月(中国でいう「鬼月」)にあたり、日々の生活の中でもさまざまなタブーが存在する。  ...

建国記念日に伴う5連休中の交通事故件数192件、93人死亡 (5:45)

 公安省交通警察局によると、建国記念日に伴う5連休中(8月29日~9月2日)に、全国で発生した交通事故件数は前年同期比▲26.15%(▲68件)減の192件で、死亡者数は同▲36.73%(▲54人)減の93人、負傷者数は同▲16.25%(▲...

建国記念日の5連休、ベトナム全国の観光客数が約650万人に (5:40)

 建国記念日の5連休(8月29日~9月2日)中、ベトナム全国の観光客数は前年同期比+18.1%増の約650万人となった。各地で様々なイベントが催され、天候にも恵まれたことで国内の観光需要は大きな盛り上がりを見せた...

タイ国際航空、バンコク~ダナン線を12月1日就航 (4:50)

 タイのフラッグキャリアであるタイ国際航空(Thai Airways)は、12月1日よりバンコクと南中部地方ダナン市を結ぶ直行便の運航を開始する。  同路線は毎日2往復の運航を予定している。出発時刻はいずれも現地...

26年8月の貿易収支、8か月連続赤字も赤字幅は大幅縮小 (4:12)

 財政省傘下統計局(NSO)が発表した統計データによると、2026年8月の輸出入総額は、前月比▲0.1%減、前年同月比+31.7%増の1097億USD(約17兆3000億円)となった。  同月の輸出額は前月比+3.2%増、前年同月比+...

クラッチのシンフォニアマイクロテック、ベトナムで第2工場竣工 (3:41)

 OA機器用電磁マイクロクラッチなどの開発・製造・販売を手掛けるシンフォニアマイクロテック株式会社(兵庫県明石市)の100%子会社であるシンフォニアマイクロテック(ベトナム)(SINFONIA MICROTEC (VIETNAM))は...

26年8月PMI、生産の伸びが2年超で最大 景況感も改善 (2:13)

 米国のS&Pグローバル(S&P Global)が発表した2026年8月のベトナム・PMI(製造業購買担当者指数)は53.3となり、前月の52.9から上昇した。  PMIは、50を判断の分かれ目としてこの水準を上回る状態が続くと景気...

ベトナムとメルコスール、特恵貿易協定(PTA)の初回交渉を終了 (3日)

 ベトナムとメルコスール(南米南部共同市場)は、特恵貿易協定(PTA)の初回交渉をアルゼンチンのブエノスアイレスで行った。  8月24日から28日にかけて行われたこの会合は、双方が協力関係を強化し、実質的な...

保健次官を収賄容疑で逮捕、医療機器密輸事件で (3日)

 公安省は2日、医療機器をめぐる汚職事件に関連して多額の賄賂を受け取ったとして、チャン・バン・トゥアン保健次官(男・56歳)を収賄容疑で立件し、逮捕した。最高人民検察院が警察による立件決定と逮捕などを承...

ベトナム食品小売2強、1000店規模の出店競争が加速 (3日)

 ベトナムの消費財・生鮮食品小売市場で、最大手のウィンコマース貿易サービス(Wincommerce=WCM)と、「Bach hoa XANH(バックホアサイン)」による競争が激化している。事業再編を経て再び店舗網拡大に舵を切った...

カメイ、ベトナムのワイン輸入・卸販売子会社4社を清算 (3日)

 日本の大手総合商社であるカメイ株式会社(宮城県仙台市)は8月31日、ベトナムでワインの輸入卸業を行う子会社4社の営業を同日付けで終了し、会社清算手続きに入ると発表した。  清算するのは、「KVJグループ...

FPT、日本精機のポーランド事業を承継 欧州の開発体制強化 (3日)

 ベトナムのIT最大手であるFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)傘下のFPTソフトウェア(FPT Software)の日本法人であるFPTジャパンホールディングス株式会社(東京都港区)と、日本精機

越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved