ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

20年の韓国人の国際結婚、ベトナム人妻が6年連続トップ

2021/03/24 05:33 JST配信
イメージ画像
イメージ画像 写真の拡大.

 韓国統計庁が、2020年における婚姻件数と離婚件数の統計を発表した。全体の年間婚姻件数は前年比▲10.7%減の21万3500件、年間離婚件数は▲3.9%減の10万6500件だった。婚姻件数は9年連続減少し、昨年は過去最低を記録。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行による景気停滞で結婚を先延ばし、もしくは断念したとみられる。

 韓国人と外国人との婚姻件数は▲35.1%減の計1万5300件。うちベトナム人女性は3136人で前年比▲53.3%減少したが、国籍別では6年連続のトップを記録した。ベトナムに次いで多い国籍は中国(2524人)、タイ(1735人)などだった。

 ベトナム人男性の婚姻件数は米国(1101人)、中国(942人)に次ぐ501人だった。前年比では▲21.6%減ったが、国籍別では5年連続で3位となっている。

 一方、韓国人と外国人の離婚件数は▲10.5%減の計6200件だった。ベトナム人妻との離婚件数は▲3.8%減の1408件で、国籍別では全体の2位となっている。トップは中国(1674件)、3位はフィリピンとタイ(229人)。離婚数が多い外国人妻の国籍が中国、ベトナム、フィリピンの順となるのは、2010年から不動だ。

 また外国人夫との離婚件数でベトナムは+20.6%増の117件だった。これは中国(742件)、日本(337件)、米国(241件)に次ぐ多さ。ベトナム人夫の離婚件数は2017年から増加を続けており、2020年に限ってみると2桁増加したのはパキスタン(+15.0%増の46人)と共に2か国のみとなっている。

【関連記事】

韓国の多文化家庭でベトナム人妻が2割占めトップ、母親の国籍でも3割に (2023/12/05)
韓国人と外国人との結婚でベトナム人妻がトップ、ベトナム人夫は3位 (2023/03/21)
韓国在住ベトナム人、韓国系中国人に次ぐ約20万人 帰化者数ではトップ (2021/12/29)
韓国の多文化家庭、ベトナム人妻の割合が前年比減少も5年連続トップ (2021/11/11)
韓国在住ベトナム人20万人で中国に次ぐ多さ、配偶者の割合は最大 (2021/08/05)
仲介利用の韓国人の国際結婚相手、8割がベトナム人 平均手数料129万円 (2021/04/07)
ベトナム人韓国語教員養成へ、韓国教育省が海外の韓国語教育活性化を支援 (2021/03/18)
韓国企業進出ラッシュで増える韓越夫婦、韓国語を話せない子が問題に (2021/03/17)

[統計庁報道資料 12:00 18/03/2021 / ニューシス 13:45 18/03/2021, S].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
信頼性の高い製薬会社、ハウザン製薬が製薬部門で8年連続首位 (5:39)

 ベトナム評価レポート社(ベトナムレポート=Vietnam Report)は5日、2025年の信頼性の高い製薬会社トップ10を発表した。製薬部門では、ハウザン製薬[DHG](Hau Giang Pharmaceutical)

ハロン湾:観光時に個人情報の提供が必要に、12月10日から (5:03)

 ハロン湾・イエントゥー世界遺産管理委員会は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界自然遺産である東北部地方クアンニン省のハロン湾の観光チケット販売管理業務に必要な情報提供に関する通知第64号/TB-BQLDS...

米海軍の艦船「トリポリ」など2隻、ダナンに寄港 (4:48)

 米海軍第7艦隊のアメリカ級強襲揚陸艦「トリポリ(USS Tripoli、LHA-7)」とタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦「ロバート・スモールズ(USS Robert Smalls、CG-62)」の2隻が8日、2000人余りを乗せて南中部地方ダナン...

車いすでピックルボールに打ち込む人々 (7日)

 グエン・バン・フアンさん(男性・40歳)は毎週、東北部地方クアンニン省からハノイ市まで100km以上の道のりを三輪バイクで走り、ピックルボールに打ち込んでいる。フアンさんにとって、ピックルボールは障がいへ...

InsureMOとFPT、戦略的パートナーシップを締結 保険業務改革で (4:09)

 シンガポール発の保険業界向けのテクノロジープロバイダーであるInsureMO株式会社(東京都港区)は、ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)グループの日本法人FPTジャパ

Abalance、フート省に設立した連結孫会社を特定子会社に異動へ (3:43)

 太陽光パネル製造事業やグリーンエネルギー事業などを手掛けるAbalance株式会社(東京都品川区)の連結子会社であるTOYOの傘下で、5日付けで北部地方フート省に設立されたTOYO SOLAR CLEAN ENERGYは、資本金とし...

ワークアカデミー、ホーチミン市経済大学などと人材育成で連携 (2:32)

 大学授業運営や資格講座運営などの教育サービスを展開する株式会社ワークアカデミー(大阪府大阪市)は11月26日、ホーチミン市経済大学(UEH)およびゴエン・ビジネス・トレーニング(GOEN Business Training)との間...

ビンフューチャー賞、HPVワクチン開発に貢献の4人に大賞 (9日)

 画期的な科学技術イノベーションを表彰することを目的とする国際科学技術賞「第5回ビンフューチャー(VinFuture)賞」の授賞式が5日、チャン・タイン・マン国会議長の立ち会いのもと、ハノイ市で開催された。 ...

ビンファスト、電動バイクのオンライン販売を開始 (9日)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)はこのほど、電動バイクのオンライン販売を公式サイト<

ベカメックス東急、ビンズオン新都市で商業施設の拡張エリアを開業 (9日)

 東急株式会社(東京都渋谷区)とベカメックスグループ[BCM](Becamex Group)の合弁会社で、ホーチミン市(旧ビンズオン省)のビンズオン新都市の開発を手掛けるベカメックス東急(BECAMEX

スマートシティ・アワード、ダナンが6年連続で優秀賞受賞 (9日)

 ベトナムソフトウェア協会(VINASA)が主催する「スマートシティ・アワード2025」で、南中部地方ダナン市が6年連続で優秀賞を受賞した。また同市は昨年に続き、「スマート運営管理都市」、「イノベーション都市」...

ホーチミン:電動バイク向けバッテリー交換ロッカーの運用開始 (9日)

 ホーチミン市ビンチュン街区(旧ホーチミン市2区の一部)は6日、電動バイク向けの充電スタンド・バッテリー交換ロッカーおよび充電ステーションの運用を開始した。市内での導入はビンチュン街区が初めて。  ...

地場キムロン、自動車エンジン工場を竣工 国産化率80%目指す (9日)

 大手長距離バスのフタバスラインズ(Futa Bus Lines、Phuong Trang=フオンチャン)傘下で自動車製造を手掛けるキムロン・モーターズ(Kim Long Motors)はこのほど、北中部地方フエ市のチャンマイ・ランコー経済区...

25年1~11月期の外国人訪問者数、過去最高を更新(推定値) (9日)

 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2025年11月の外国人訪問者数(推定値)は197万8174人で、前月比+14.2%増、前年同月比では+15.6%増加した。  11月の外国人訪問者数は、200万人を超えた1月と3月に次い...

25年1~11月期の小売売上高、前年同期比+9.1%増 観光など好調 (9日)

 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2025年11月の小売売上高(推定値)は前月比で▲0.01%減、前年同月比では+7.1%増の601兆1630億VND(約3兆5400億円)だった。  1~11月期の小売売上高(推定値)は、前年同...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved