ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

新型コロナ:市中感染4人、ハノイとホーチミンでカラオケなど営業停止

2021/04/30 23:04 JST配信
(C) tuoitre
(C) tuoitre 写真の拡大.

 保健省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する30日午後の発表によると、日本からベトナムに帰国し隔離期間終了後に陽性となった2899人目の感染者に関連する市中感染者4人が新たに確認された。また、海外からの入国者10人の感染も確認された。

 30日午後の時点でベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は2928人、死者数は35人となっている。

 新たに確認された市中感染者4人のうち2人は北部紅河デルタ地方ハナム省在住で、いずれも2899人目の感染者の親族。1人は2899人目の感染者の妻(2908人目の感染者)の接触者(F1)、1人は2899人目の感染者のF1だった。

 また、別の市中感染者2人はハノイ市バックタンロン工業団地の労働者で、2899人目の感染者の友人(2911人目の感染者)のF1だった。

 隔離期間終了後に陽性となった2899人目の感染者は、4月7日に日本からベトナムに帰国し、南中部沿岸地方ダナン市で21日まで隔離措置を受けていた。隔離期間中の3回の検査では陰性だったが、隔離期間を終えてハナム省に戻った後に体調不良を訴え、29日に陽性と判明した。

 市中感染が再発していることを受けて、ハノイ市は30日午前0時から、ホーチミン市は30日午後6時から、カラオケやバー、ディスコなどの営業を一時停止している。

 なお、これに先立ち西北部地方イエンバイ省でインドから入国したインド人専門家らが滞在する隔離ホテルの従業員が陽性となった件では、感染者のインド人専門家4人とホテル従業員1人から、いずれもインド型の変異株が確認された。

【関連記事】

新型コロナ:新たに2つの変異株を確認、第4波ではインド型が猛威 (2021/05/20)
ハノイ:オフィスや学校以外での10人以上の集会自粛を要請 (2021/05/11)
ホーチミン:新型コロナ対策を最高レベルに引き上げ (2021/05/11)
ホーチミン:ジムや結婚式場など休業、30人以上の集合禁止 (2021/05/07)
ベトナム入国時の強制隔離期間を14日間から21日間に延長、5日から適用 (2021/05/05)
ホーチミン:1区で新型コロナ対策違反のカラオケ摘発、日本人客も (2021/05/05)
新型コロナ:ダナンで市中感染1人、ハノイも映画館やジムなど休業 (2021/05/05)
新型コロナ:ビンフック省でインド型、ハナム省で英国型の変異株確認 (2021/05/04)

[Tuoi Tre 18:52 30/04/2021, 18:18 30/04/2021, 10:49 30/04/2021, 23:50 29/04/2021, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
地場ドジ、ハイフォンで75階建ての北部最高層ビルを着工 (14:24)

 地場ドジ・ジュエリー(DOJI Group)は19日、北部紅河デルタ地方ハイフォン市で複合区「ドラゴン75コンプレックス(Dragon 75 Complex)」を着工した。同プロジェクトのハイライトとして、75階建ての高層ビルの建設...

ホーチミン:ガソリンスタンドでの振込決済が拡大 (14:04)

 ホーチミン市内のガソリンスタンドでは、QRコードを使った振込決済が拡大しており、給油時の利便性向上や待ち時間の短縮につながっている。  市内の多くのガソリンスタンドで給油機にQRコードが掲示されて...

シンガポールの市場調査会社、ベトナムオフィス開設 (13:22)

 海外市場調査や海外事業伴走支援などを手掛けるシンガポールのグローバルアングル(GLOBAL ANGLE)は、ハノイ市に新たなオフィスを開設した。  新オフィスの開設は、クライアントやパートナーにきめ細やかな...

ホーチミンの路上のライター修理店、愛好家の駆け込み寺 (21日)

 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロン街区グエンチーフオン通りを訪れた。男性は、ファム・バン・コーさん(男性・72歳)の店である、古びて傾...

ベトナム、貿易規模で世界トップ15入り 輸出入額が過去最高に (6:35)

 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高を更新した。これにより、ベトナムは貿易規模で世界トップ15に入り、東南アジア地域では第2位となった。こ...

ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道が着工、越中連運を強化 (6:02)

 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を開催した。東西経済回廊の輸送需要に対応するとともに、ベトナムと中国を結ぶ国際連運の強化につながると期...

ホーチミン:メトロ1号線、26年1月1日に無料運行 (5:24)

 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社(HURC1)はこのほど、新暦正月の2026年1月1日(木)にメトロ1号線を無料運行すると発表した。  当日は改...

ベトナムの軍事力は世界23位、東南アジア2位 (5:03)

 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事力ランキング「2025 Military Strength Ranking」によると、ベトナムは145か国・地域中23位となった。 ...

チン首相、ペトロベトナム会長フン氏を商工相代行に任命 (4:32)

 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を商工相代行に任命した。  商工相代行に任命されたフン氏は、1973年生まれの52歳で、出身は北部紅河デル...

イーレックス、ベトナム2省でバイオマス発電所の起工式開催 (4:14)

 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北部地方ラオカイ省(旧イエンバイ省)のイエンバイバイオマス発電所および東北部地方トゥエンクアン省のトゥ...

日越の団体、ドローン・次世代移動体産業の発展で覚書締結 (3:39)

 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低空経済パートナーシップ(Vietnam Low Altitude Economy Partnership=LAEP)との間で、ドローン(無人航空機...

電子機器のコーセル、ベトナム子会社を解散・清算へ (2:37)

 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結子会社)で電子部品の製造・販売を行うコーセル・ベトナム(COSEL VIETNAM、ホーチミン市)を解散・清算する。...

サンG、フーコック島で国内初の軽量軌道交通路線を着工 (22日)

 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)で着工した。同事業は2027年にフーコック島で開催予定のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に対応する...

IQが高い国、ベトナムは世界27位 中国や台湾が同率1位 日本5位 (22日)

 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した知能指数(IQ)に関する報告書(Countries by IQ - Average IQ by Country 2025)によると、ベトナ

ホーチミン:タクシーの7割以上が電動化、インフラ整備も加速 (22日)

 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で、全体の71%を占めている。旅客輸送分野におけるグリーン車両への転換が急速に進んでいる。  同市建...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved