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ホーチミン市熱帯病病院が先般発表した、1月11日~3月20日の間における同市の新型コロナウイルス変異株スクリーニング結果によると、市内でオミクロン株の派生型「XBB.1.5」が初めて確認された。
ホーチミン市保健局が世界保健機関(WHO)の報告を引用したところによると、「XBB.1.5」は既に世界94か国・地域で確認されており、現在、世界規模で優勢な変異株となっている。
ただし、派生株「XBB.1.5」については、これまでの流行株と比べて、重症化率や死亡率が高いといった報告はない。なお、ホーチミン市熱帯病病院では現在12人の新型コロナ感染者が治療を受けているが、人工呼吸器が必要な重症者はいない。