ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

ダクラク省:銃で武装したグループが庁舎襲撃、警察官4人殉職

2023/06/12 15:47 JST配信 (2023/06/13 13:03 JST最終更新)
(C)NLD
(C)NLD

 南中部高原地方ダクラク省クークイン郡(huyen Cu Kuin)で11日早朝、ライフルなどで武装した2つのグループが、エアティエウ村(xa Ea Tieu)とエアクトゥル村(xa Ea Ktur)にある共産党委員会や人民評議会、人民委員会の庁舎を併設した施設を同時に襲撃した。

 同事件では、複数の警察官や公務員、住民らが襲われ、このうちエアティエウ村とエアクトゥル村の警察官4人(男性・29~42歳)が殉職。公安省と同省警察は、12日昼頃までに襲撃に参加した容疑者26人を逮捕し、人質にされた住民2人を救出。同じく人質にされた住民1人が自力で脱出した。

 トー・ラム公安相は、殉職した警察官4人の昇進を決定。これにより、残された遺族には適切な制度が適用されることになった。

 当局は、犠牲者の遺族と負傷者の慰問を行うと共に、逃走した残りの容疑者の行方を追っている。当局は住民に対し、警戒を強め、最寄りの警察に容疑者らの情報を提供するよう要請。また報道機関に対しては、情報の信ぴょう性を確認し、報道前に十分検証するよう求めている。

 南中部高原地方は、少数民族による反政府組織「フルロ(FULRO=Front Unifie pour la Lutte des Races Opprimes=被制圧民族闘争統一戦線)」の活動地域だったことで知られる。フルロは、少数民族が多い同地方で、独立運動を起こすべく1964年に結成された。

 フルロは、ベトナム共和国(1955年~1975年に軍事境界線(北緯17度線:現在の北中部地方クアンチ省に位置)以南に存在した国家)時代から独立を企てていたが、南北統一後も運動を続け、1992年に解散。組織のメンバーらは、難民として米国に移住したとされる。

 その後、反政府組織「正義主張山岳地帯人民(Montagnards Stand For Justice=MSFJ)」が、フルロの元メンバーやその関係者とコネクションがある者らによって2019年に新たに結成され、現在も独立運動を続けている。

 なお、ホーチミン市日本国総領事館は12日、今回のダクラク省庁舎襲撃事件を受けて、在留邦人らに対し、注意喚起を促している。

【関連記事】

武装集団によるダクラク省庁舎襲撃事件、100人に有罪判決 10人は終身刑 (2024/01/23)
武装集団によるダクラク省庁舎襲撃事件、6人を指名手配 (2023/12/01)
武装集団によるダクラク省庁舎襲撃事件、92人を起訴 (2023/10/20)
ダクラク省庁舎襲撃事件、テロ罪で75人を起訴 (2023/06/26)
ダクラク庁舎襲撃は組織テロ、米国拠点組織が関与 公安省発表 (2023/06/23)
武装集団によるダクラク省庁舎襲撃事件、逮捕者74人に 捜査続く (2023/06/21)
武装集団によるダクラク省庁舎襲撃事件、サッカー選手も犠牲に (2023/06/20)
武装集団によるダクラク省庁舎襲撃事件、逮捕者62人に デマ流布の100人余りに罰金 (2023/06/19)

[Nguoi Lao Dong 08:07 12/06/2023 / Tuoi Tre 21:32 11/06/2023 / Tien Phong 22:20 11/06/2023/ Bao Chinh Phu 08:05 12/06/2023 U].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
在越欧州企業の26年Q1景況感指数、前期比低下も長期見通し楽観 (6:51)

 在ベトナムヨーロッパ商工会議所(ユーロチャム)がベトナムに進出している欧州企業を対象に実施した2026年第1四半期(1~3月期)業況判断指数(BCI)の調査結果によると、同期のBCIは72.7ポイントとなり、直近のピー...

ベトジェットエア、ベトナム〜中国間を結ぶ新5路線を発表 (5:41)

 トー・ラム書記長 兼 国家主席の中国公式訪問に合わせ、地場系コングロマリット(複合企業)のソビコ・グループ(SOVICO Group)および国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC]

サン・フーコック航空、ホテルでの搭乗手続き・手荷物預け入れ試行 (5:13)

 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)によると、南部メコンデルタ地方アンザン省のフーコック国際空港は4月17日から、同空港を出発する便について、一部ホテル...

貧しい生徒に教育の希望を、8年間父親代わりを務める教師 (12日)

 南中部地方ラムドン省第2ダムロン村第179小地区の学校にある職員宿舎の狭い台所で、教師のホアン・バン・ゴックさん(男性・39歳)は山のタケノコを調理しながら、2人の「子ども」に夕食の準備をするよう促す。 ...

ベトナム映画「あなたならどうする? 人生を決める百万ドルのキ.. (5:00)

 「ミス・コメディ」とも称される女優・映画プロデューサーのトゥー・チャン(Thu Trang)が監督・プロデュースを務めたベトナム映画「あなたならどうする? 人生を決める百万ドルのキス(原題:Nu Hon Bac Ty、英...

26年3月の新設外資企業314件、前年同月比+4%増 (4:53)

 各省・市の計画投資局のデータによると、2026年3月に全国で新規設立された外資企業および支店、営業所、駐在員事務所の数は前月比+39.6%増、前年同月比+4.0%増の314件で、うち会社が299件、営業所が13件、支...

26年3月の訪日ベトナム人数9.2万人、単月過去最高を記録 (4:14)

 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計(推計値)によると、2026年3月の訪日ベトナム人の数は前年同月比+43.5%増の9万2000人となり、単月として過去最高を記録した。  2026年1~3月期の累計では前年同期比+9.3...

ホーチミンの小学校で注射針体罰、児童5人に自傷強要 担任を停職 (3:54)

 ホーチミン市の小学校で、授業中におしゃべりをした罰として、教師が5人の児童に対して注射針で自身の腕を刺すよう命じる体罰事件が発生した。現在、当該教師は停職処分を受けており、地元当局や教育機関が事実...

タンソンニャット空港、外国人入国の事前申告登録制度を開始 (16日)

 ホーチミン市出入国管理局によると、ホーチミン市のタンソンニャット国際空港で4月15日より、外国人の入国における事前申告登録制度が開始された。  在ホーチミン日本国総領事館によると、現時点でベトナム...

日本、アジアのエネルギー供給網支援へ100億USD AZEC会議 (16日)

 レ・ミン・フン首相は15日、日本の高市早苗首相が主催したエネルギー自立に関する拡大AZEC(アジア・ゼロエミッション共同体)のオンライン首脳会議に出席した。高市首相は、アジア各国のエネルギー供給網の維持...

政治局、クアンニン省の中央直轄市への格上げ方針に同意 (16日)

 政治局はこのほど、東北部地方クアンニン省の行政区画を基礎として、同省を中央直轄市に格上げする方針に同意した。  チャン・カム・トゥー書記局常務が署名したベトナム共産党政治局の結論第20号-KL/TWに...

30年までに主要5地域でアウトレット開発、観光消費拡大へ (16日)

 ベトナムは2030年までに、ハノイ市やホーチミン市、南中部地方ダナン市、東北部地方クアンニン省、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコックなどの主要な地域に観光と連携したアウトレットセンターを5か所以上...

ベトナムエビ協会が発足、サプライチェーン全体をつなぐ (16日)

 ホーチミン市で14日、第1期(2026~2031年任期)のベトナムエビ協会の設立大会が開催された。同大会には、管理機関、企業、科学者、全国の養殖業者の代表らが参加した。  ベトナムのエビ産業で、生産から加工...

在東ティモール・ベトナム大使館が業務開始、両国関係深化へ (16日)

 在東ティモール・ベトナム大使館が12日、業務を開始した。ファム・ビン・ダム臨時代理大使および大使館職員が同日、東ティモールの首都ディリに到着した。これは、両国の友好・協力関係をさらに深める重要な節...

韓国系デリバリー「配達の民族」、ベトナム法人清算 23年事業停止 (16日)

 韓国最大のフードデリバリーアプリ「配達の民族(Baemin)」はこのほど、ベトナム法人のウーワブラザーズ・ベトナム(Woowa Brothers Vietnam)が清算手続き中だと発表した。  このほか、IT事業を手掛けるWBVテ...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved