ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

映画「ドクちゃん-フジとサクラにつなぐ愛-」、サントラ配信開始

2024/06/25 05:25 JST配信
(C) 2024 Kingyo Films Pte. Ltd.
(C) 2024 Kingyo Films Pte. Ltd.
  • 原摩利彦が手掛けたサントラ配信開始
  • 未公開映像付き特別クリップも公開
  • 映画「ドクちゃん」、日本各地で順次公開

ベトナム戦争時に米軍が散布した枯葉剤の影響で結合双生児として生まれた「ベトちゃんドクちゃん」の「ドクちゃん」ことグエン・ドクさん(43歳)の、今も後遺症と戦う宿命、そして平和のメッセンジャーという使命とともに逞しく生きる姿を捉えたドキュメンタリー映画「ドクちゃん-フジとサクラにつなぐ愛-」のサウンドトラック「Dearest Viet Original Soundtrack」(音楽:原摩利彦)が21日、デジタル配信開始となった。

 ビート作品からポスト・クラシカル、音響的なサウンドスケープまで幅広い表現手法を用い、国内外で活躍する音楽家の原氏は、野田秀樹氏が作・演出のNODA・MAP最新作「正三角関係」(出演:松本潤、長澤まさみ、永山瑛太)で音楽を担当したほか、2024年9月に行われる世界遺産を舞台としたコンサート「音舞台」で音楽監督を務め、出演も決定している。

 サントラ配信を記念し、本編では使われなかった未公開フッテージやドクちゃんの自撮り映像なども取り入れた未公開映像付き特別クリップも併せて公開された。テーマはドクちゃんの「生きる力」で、今も彼の体の中で存在し続ける、枯葉剤に真っ向から立ち向かい、愛する子どもたちのためにも一生懸命生きるドクさんを感じられる内容となっている。

<「ドクちゃん」サントラ盤配信記念 未公開映像付き特別クリップ>


 映画「ドクちゃん-フジとサクラにつなぐ愛-」は、2023年の日越外交関係樹立50周年と、分離手術から35周年を記念するドキュメンタリー作品となっており、ドクさんの等身大の姿をありのままに映している。日本で5月3日から各地で順次公開されている。

<公開劇場情報>

◇2024年6月28日(金)~7月11日(木)
宮崎(宮崎):宮崎キネマ館

◇2024年6月30日(日) ~7月4日(木)
鹿児島(鹿児島):ガーデンズシネマ

◇2024年7月6日(土)公開
神奈川(横浜):横浜シネマリン

◇2024年7月12日(金)~7月18日(木)
佐賀(佐賀):シアターシエマ

◇2024年8月2日(金)~8月8日(木)
広島(福山):福山駅前シネマモード

 映画の詳細は、公式ウェブサイトエックス(X)インスタグラム(Instagram)を参照。

<予告編>

【関連記事】

映画「ドクちゃん-フジとサクラにつなぐ愛-」、ベトナムで公開 (2025/02/22)
第1回ホーチミン市国際映画祭が閉幕、ベトナム映画1作品受賞 (2024/04/18)
映画「ドクちゃん-フジとサクラにつなぐ愛-」日本初上映、ドクさんが舞台挨拶に登壇 (2024/04/12)
ドキュメンタリー映画「ドクちゃん-フジとサクラにつなぐ愛-」、5月3日公開 (2024/03/13)
「ドクちゃん」の人生をドキュメンタリー映画に、24年公開 (2023/10/16)
「ベトちゃんドクちゃん」のドクさん、日越交流と平和教育に意欲 コロナ禍とウクライナの戦火に思いも (2022/04/10)
「ベトちゃんドクちゃん」分離手術から30年 (2018/10/07)
「ベトちゃんドクちゃん」分離手術の知られざる裏側【後編】 (2016/02/21)

[2024年6月21日 株式会社ギグリーボックスニュースリリース A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ホーチミン:1日型デイサービスモデルの発展を奨励 (14:33)

 ホーチミン市保健局はこのほど、日帰り利用の1日型デイサービスモデルの発展を奨励すると発表した。サービスの多様化を図って高齢者の心身の支援ニーズに応えるとともに、家族の負担を軽減することを目的として...

韓国系コンビニ「GS25」、400店舗達成 韓国製品に特化した戦略 (14:19)

 コンビニエンスストア「GS25」を運営する韓国のGSリテール(GS Retail)はこのほど、ベトナムで展開する店舗数が400店舗に達したと発表した。  GSリテールは、2018年にホーチミン市に1号店を出店し、ベトナム...

中国人観光客、ベトナムでQRコード決済が利用可能に (13:48)

 中国人観光客は2日から、ベトナム国内で越境QRコード決済「ベトQRグローバル(VietQRGlobal)」を通じて、日常的に利用しているモバイル決済アプリでQRコード決済ができるようになった。  小売店、飲食店、商...

貧しい人々の「最期の眠り」を見届けて20年、無償で葬儀を行う男性 (11/30)

 ホーチミン市ニャーベー村には、貧しい人々や身寄りのない人々の最期を見送ることに人生のすべてを捧げてきた男性がいる。  地元の人々は、ニャーベー村74集落の長であるレ・バン・サンさんを、親しみを込...

動画配信「Clip TV」がサービス終了へ、約20年の事業に幕 (13:08)

 動画配信サービス「Clip TV」が、12月31日をもってサービスを終了する。  これは、公式ウェブサイトとアプリで発表されたもので、スマートフォンやスマートテレビ向けのオーバー・ザ・トップ(OTT)サービス...

ベトナム人がよく使うパスワード、「123456」が最多の190万件 (6:36)

 パスワードマネージャーを提供するノードパス(NordPass)は、流出したログイン情報を基にパスワードの利用動向をまとめた。調査によると、ベトナムでは「123456」が約190万件と最も多く使われており、その数は2...

エネルギー分野の国家重点事業を承認、原発は30~35年稼働開始 (6:33)

 ブイ・タイン・ソン副首相は、2035年までに実施するエネルギー分野の国家重点事業を承認する首相決定第2634号/QD-TTgに代行で署名した。  エネルギー分野の国家重点事業リストには、電源事業32件(火力発電2...

電子ビザで出入国可能な国境検問所、41か所追加 全国83か所に (5:37)

 政府は2日、外国人が電子ビザで出入国できる国境検問所を新たに41か所追加する決議第389号/NQ-CPを公布した。  今回追加された国境検問所には、ビン国際空港(北中部地方ゲアン省)とチューライ空港(南中部地...

26年の新暦正月、連休ならず 1月1日のみ休日 (5:12)

 2026年の新暦正月は、元旦が木曜日にあたるため、2026年1月1日(木)の1日のみ休日となる。  また、2026年のテト(旧正月)(旧暦1月1日=新暦2026年2月17日)に伴う休暇については、2026年2月14日(土)から2月22...

ベトテル、民間用花火を販売 実店舗とオンラインで (4:33)

 国防省傘下のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は1日、全国の自社小売ネットワークで民間用花火の販売を開始した。大手小売業者としては初めての花火販売事業への参入となる。  祝日やテト(...

ハノイ:12月から公共電動自転車の運用開始、同市初 (4:24)

 シェアサイクル事業を手掛けるチーナムグループ(Tri Nam Group)は12月1日、ハノイ市で初となる公共電動自転車の運用を開始した。グリーン交通促進の流れに合わせ、市内のシェアサイクル事業の多様化を図る方針...

トランスコスモスのベトナム開発子会社、HUFLIT大学と覚書 (3:45)

 トランスコスモス株式会社(東京都豊島区)の100%子会社で、ベトナムでアジャイル開発サービスなどを提供するトランスコスモステクノロジーベトナム(transcosmos technology Vietnam、ホーチミン市)は11月24日、...

アグリツリー、ベトナム国内で実証設備を稼働開始 現地法人も設立 (2:17)

 ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)を中心とした太陽光発電設備及び蓄電池設備のコンサルティング・設計・資材調達・施工・維持管理、農作物の生産を手掛ける株式会社アグリツリー(福岡県那珂川市)は、ベ...

タイガー・ウッズ氏、ベトナムでゴルフ場を初設計 ビンG開発案件 (3日)

 「史上最高のゴルファー」と称されるタイガー・ウッズ氏が、自身が設立したゴルフコース設計会社のTGRデザイン(TGR Design)を通じて、地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VI

韓国海軍の練習艦「ハンサンド」、ダナンに寄港 (3日)

 韓国海軍のハンサンド級練習艦「閑山島(ハンサンド=Hansando、ATH-81)」が2日、士官375人を乗せて南中部地方ダナン市のティエンサ港に寄航し、5日までの表敬訪問を開始した。  歓迎式典には、ダナン市外務...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved