ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

華人系不動産の巨額横領事件、二審裁判で元会長が禁固30年に減刑

2025/04/22 15:45 JST配信
イメージ写真
イメージ写真 写真の拡大.
  • ラン元会長は終身刑から禁固30年に減刑
  • 別の裁判では資産横領罪で既に死刑判決
  • ベトナム全土を震撼させた巨額横領事件

華人系不動産大手VTPグループ(Van Thinh Phat Group)およびVTPと密接なコネクションがあるサイゴン商業銀行(SCB)における一連の違反事件のうち、VTP系列企業による違法社債発行・資産横領・資金洗浄事件の裁判で、ホーチミン市上級人民裁判所は21日に、二審判決を下した。

 今回の裁判の対象となった事件は被告らが、VTP系列企業が発行体となる違法な社債発行を通じて投資家から資金を調達し流用したほか、SCBや投資家の資金を横領し違法な海外送金を行うなどして、マネーロンダリングを行ったというもの。

 問題の社債30兆0810億VND(約1630億円)を購入した投資家は3万5824人に上り、その大半がSCBの預金者だった。マネーロンダリングの対象となった金額は445兆7480億VND(約2兆4000億円)で、SCBを介した違法送金の総額は45億USD(約6300億円)に上った。

 二審裁判では、主犯格として特定されたVTP元会長のチュオン・ミー・ラン被告(女・69歳)に、詐欺・資産横領罪で禁固20年(一審判決:終身刑)、マネーロンダリング罪で禁固12年(一審判決から変わらず)、国外への違法な資金持ち出しの罪で禁固8年の判決(同)が言い渡された。ベトナムでの禁固刑は最大30年と規定されているため、同被告に対する禁固刑の期間は30年となる。

 上級裁判所は、同被告が事件の被害克服に努めていることを考慮し、情状酌量の余地があるとして減刑した。

 なお、ラン被告は別の事件の裁判で、同市人民裁判所から資産横領などの罪に問われて死刑判決を言い渡されている。こちらの裁判の対象となった事件は、ラン被告が経営支配権を掌握していたSCBを介して国民や企業から資金を調達し、不動産投資などの名目でSCBにVTP系列企業向けの違法融資を行わせ、同行に多額の被害をもたらしたというもの。

[Nguoi Lao Dong 10:01 21/04/2025,U].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
ホーチミン:カイメップハ自由貿易区を設立へ、投資環境整備 (13:33)

 ホーチミン市人民委員会は、旧バリア・ブンタウ省のカイメップハ地区に、面積約4174haの自由貿易区を設立することを決定した。  同貿易区は、国際水準の自由貿易・投資環境を試験的に導入する先駆的なモデ...

テクコムバンクと米ビザが提携、海外送金を外貨のまま無料受け取り (13:30)

 新興不動産大手マステライズ・グループ(Masterise Group)が関わる大手民間銀行で、マサングループ[MSN](Masan Group)が大株主の

ECサイト上位4社の上半期売上高+44%、正規店への売上集中が加速 (6:20)

 電子商取引(eコマース=EC)データを手掛けるメトリック(Metric)が発表したレポートによると、2026年上半期(1~6月)におけるベトナムのEC市場は成長を維持した。  ECサイト上位4社であるショッピー(Shopee)...

地中に眠る烈士の身元を特定、遺骨DNA鑑定の最前線 (26日)

 ハノイ市にあるベトナム科学技術研究所(VAST)は、現在進行中の「烈士(戦死者)の遺骨捜索・収集・身元確認を強化する500日間集中プロジェクト」で、遺骨サンプルの鑑定を担っている。鑑定を担当する機関は、VAST...

メディア大手イエーワン、11月に北米初コンサート V-POPを世界へ (6:15)

 地場系大手総合メディア会社イエーワングループ[YEG](YeaH1 Group)はこのほど、アジアでエンターテインメント・コンサート運営事業を展開する多国籍企業iMeエンターテインメントグ

世界のフィンテック企業トップ500、ベトナムから2社が選出 (5:41)

 米国のニュース専門放送局CNBCとドイツの市場調査会社スタティスタ(Statista)がこのほど発表した「世界のフィンテック企業トップ500」2026年版では、決済分野から115社が選出され、このうちベトナムからはデジ...

外国人の出入国・居住管理を強化、データ連携を迅速化 新政令公布 (5:29)

 政府は、ベトナムにおける外国人の出入国・経由・居住管理に関する各省庁および地方自治体の連携体制を定める政令第286号/2026/ND-CPを公布した。  同政令は9月15日に施行され、従来の政令第64号/2015/ND-C...

日系Capichi、グリーンSMとの提携拡大 飲食店予約から移動まで (4:19)

 フードデリバリー・レストラン予約アプリを運営する日系のCapichi Vietnamは、不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気

BluePortとTDAが業務提携、日本企業のAX・DX支援 (3:08)

 マニュアル自動作成ツール「iTutor」を展開する株式会社BluePort(東京都中央区)は、日本とベトナムに拠点を持ち、ソフトウェアおよびアプリケーションの開発を手掛ける株式会社TDA(東京都千代田区)と業務提携契...

ホーチミン:国際事務用品見本市2026、7月30日から開催 (2:17)

 ホーチミン市で7月30日(木)から8月1日(土)まで、「国際事務用品見本市2026(VietOffice 2026)」が開催される。同見本市は、ビネックスアド(Vinexad)とベトナムオフィス機器協会(VOMA)が協力して開催するもの。 ...

ペトロベトナムと銀行2行、第4オモン火力発電所の融資契約を締結 (25日)

 ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)はこのほど、ベトナムで最も歴史のある元国営4大銀行のベトナム投資開発銀行[BID](BIDV)、および三菱UFJ銀行が出資する元国営4大銀行の

ラム書記長にトルストイ平和賞、平和と国際協力への貢献を評価 (25日)

 ロシアのレフ・トルストイ国際平和賞の審査委員会は24日、2026年の同賞をベトナムのトー・ラム書記長 兼 国家主席に授与することを全会一致で決定した。諸民族間の平和の促進と協力関係の構築への多大な貢献が...

ダナン:外国人観光客を魅了するアヒルマッサージ体験が話題に (25日)

 南中部地方ダナン市ホイアン街区(phuong Hoi An、旧クアンナム省ホイアン市)で、外国人観光客がユニークな「アヒルマッサージ」を体験する動画がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で話題を呼んで...

「人気上昇中の島10選」にフーコック島が選出、エクスペディア (25日)

 世界の大手総合旅行ブランドのエクスペディア(Expedia)は、自社の検索データに基づく「人気上昇中の島10選」を発表した。このうち、ベトナムからは南部メコンデルタ地方アンザン省のフーコック島が選出された。...

米国の新関税が発効、日本やベトナムに最高税率を適用 (24日)

 米国政府は米東部時間24日、ベトナムを含む60か国・地域に対する新たな関税措置を発効した。強制労働によって生産された商品の輸入防止策が不十分な国を対象としたもので、ベトナムには対象国の中で最高税率と...

越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved