![]() イメージ画像 |
中東の軍事的緊張により世界の航空業界が影響を受ける中、ベトナム発の欧州便でも航空券の価格が過去最高レベルに高騰している。中東経由便の欠航が相次いだことで欧州行きフライトの需要が急増し、一部ではエコノミークラスが完売し、ビジネスクラスで片道2億8500万VND(約172万円)に達するケースも出ている。
欧州便の運賃が高騰、直行便は品薄に
テト(旧正月)明けのピークシーズンに中東の航空会社の運休が重なり、欧州便のチケットが極めて品薄となっている。3月5日のホーチミン発パリ行きの調査では、全日空(ANA)が出資するベトナムのフラッグキャリアであるベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)の直行便1便のみでエコノミークラスの座席が残っており、価格は約3300万VND(約20万円)だった。
中国経由の便などはビジネスクラスしか残っておらず、1億2200万~1億3200万VND(約73万~80万円)に高騰している。また、ある乗客はドバイの空港の閉鎖の影響で経由便をキャンセルされ、オーストリアのウィーンへ向かうために5000USD(約79万円)のビジネスクラスを購入せざるを得なかったという。
紛争空域の迂回によるコスト増
中東の紛争空域を避けるため、航空各社はルート変更を余儀なくされている。HVNによると、現在はパキスタンとアフガニスタン上空を通過するルートをとっているが、他社も同空域に集中して交通量が増加しているため、1便あたり2.5~3.0tの燃料を追加で搭載している。
さらに、中国やロシア、北アフリカなどを経由する迂回ルートも準備しているが、中国上空を通過する場合は追加で通過料金がかかるほか、飛行時間が60~90分延び、6.0~9.0tの燃料が追加で必要になるため、運賃高騰の一因となっている。
航空局要請で運航計画を調整、ベトナム航空は欧州直行便12路線を維持
建設省傘下ベトナム航空局(CAAV)からの要請を受け、航空各社は安全を最優先とした運航計画の調整を進めている。HVNはハノイ市およびホーチミン市からパリ(フランス)、フランクフルト(ドイツ)、ロンドン(英国)などを結ぶ欧州直行便12路線の運航を維持しており、関連機関と連携しながら柔軟にルートを変更して対応している。
)
・ 湾岸アラブ諸国在住のベトナム国民、全員の無事確認 (2026/03/04)
・ 中東情勢悪化でベトナム発着便に影響、約4500人足止め (2026/03/02)
・ ベトナム外務省、中東情勢緊迫化に深い懸念を表明 (2026/03/02)

から



)
)
)
)
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)













