ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

ラジオ「ベトナムの声放送局」日本語放送に生涯を捧げたトゥエットさん

2015/05/03 07:23 JST配信
(C)VOV、トゥエットさん
(C)VOV、トゥエットさん

 東京でのリスナー交流会では、放送が始まるテーマ曲の後のアナウンスの再現がリクエストされた。参加者全員が口ずさむテーマ曲の後、トゥエットさんは感動で言葉を詰まらせながら「こちらはベトナムの声放送局です。この放送はハノイからお送りしている日本語放送です。日本のみなさんこんにちは。マイです」とアナウンスし、盛り上がった。

 トゥエットさんがVOVで働いていたのは、ベトナム戦争あり市場メカニズムの導入ありの激動の時代だった。1993~1995年には日本語課員がトゥエットさん、ファム・ティエン・ホアイさん(退職後死亡)、タ・ティ・ディエムさん(退職)の3人しかいない危機的な状況だった。その間もトゥエットさんは番組を制作しながら、次世代となる私達の育成に心血を注いだ。

 トゥエットさんは、VOVでの10倍の給与を払うとの日系企業からの転職の誘いを断ったこともある。それに驚くと、「皆転職してしまったら日本語放送がなくなってしまうでしょ」。20年近く前に聞いたその言葉は、同様の誘いを受けることもある今なら理解できる。

 トゥエットさんは、VOVとNHKとの関係強化にも貢献した。1997年には、NHKラジオがVOVのスタジオから12時間半、生放送した。この時のトゥエットさんの働きについて、後にNHKからVOVの幹部宛てに「彼女の助けがなければ成功できなかった」と感謝状が届けられた。

 現在、日本語課スタッフは専門家の小松みゆきさんを含め7人で、うち1人が東京の特派員として活躍中だ。

【関連記事】

1945年9月に独立宣言をラジオで放送、ベトナムの声放送局の歴史 (2025/08/31)
山間部にニュース伝えて45年、地域放送を支える男性 (2022/07/02)
ベトナム戦争中の「ベトナムの声放送局」送信所跡地、国家級遺跡に認定 (2022/04/02)
ベトナムの声放送局、シドニー支局を開設―海外11か所目の拠点に (2018/03/21)
キー党中央宣伝教育副委員長、「ベトナムの声放送局」局長に就任 (2016/03/14)
ベトナムの声放送局の遺跡碑完成、ハノイ市郊外のチャム洞窟で (2015/08/26)
VOV、24時間365日のラジオ英語放送を開始へ (2015/03/02)
ベトナムの声放送局、日本語放送50周年記念式典を開催 (2013/09/28)

前へ   1   2   次へ
[VOV,11:27, 17/04/2015,O].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
26年7月の鉱工業生産+14.5%増、1~7月期は19年以降最高 (12:06)

 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年7月の鉱工業生産指数(IIP)の推定値は前月比+1.2%増、前年同月比+14.5%増となった。また、1~7月期のIIPは前年同期比+11.4%増を記録し、2019年以降(直近8年間)の...

第1回臨時国会が開幕、法改正など審議 制度上のボトルネック解消 (6:52)

 ハノイ市の国会議事堂で3日午前、第16期(2026~2031年任期)国会の第1回臨時会議が開幕した。会期は17日間を予定しており、24日にかけて2期(第1期:8月3日~13日、第2期:8月19日~24日)に分けて開催される。 ...

ハノイ:世界最高層のツインタワー計画、ビングループなどが提案 (6:47)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のタイソン建設投資(Thai Son Investment Construction)、広大な不動産開発用地を有するハノイ市拠点の商社

消えゆく証言者の記憶、異国で戦死者の遺骨を捜す兵士たち【前編】 (2日)

 烈士(戦死者)の遺骨の捜索・収集は、ほとんどの場合、ほんのわずかな手がかりから始まる。その手がかりとは、日に日に年老いていく証言者たちの記憶だ。  「証言者が場所を間違えて覚えていた可能性はない...

シンガポール海軍の揚陸艦、カムラン港に寄港 両国の連携強化へ (5:45)

 シンガポール海軍のエンデュアランス級揚陸艦「パーシスタンス(RSS Persistence)」が1日、南中部地方カインホア省のカムラン国際港に入港し、同省への親善訪問を開始した。  今回の訪問は、両国の軍および...

ハノイ:全国初の「社会主義村」モデル試行、住民の幸福度向上へ (5:12)

 ハノイ市共産党委員会の決議に基づき、同市トゥーラム村(xa Thu Lam、旧ドンアイン郡)で7月31日、「社会主義村・街区」モデル構築の開始式典が開催された。  同モデルはトゥーラム村とフックティン村(xa Ph...

ノイバイ空港、入国審査レーンを旅客別に区分 手続き時間短縮 (4:20)

 ハノイ市のノイバイ国際空港は3日午前7時から、国内線の第1旅客ターミナル(T1)および国際線の第2旅客ターミナル(T2)における車両動線の再編を実施し、T2ターミナルにベトナム国籍者専用の入国審査レーンを開設...

ジェトロ、日越の教育イノベーションウェビナーを8月18日開催 (3:55)

 日本貿易振興機構(ジェトロ)は、8月18日(火)の日本時間16時00分から18時00分まで(ベトナム時間14時00分から16時00分まで)、教育分野のベトナムのスタートアップ6社を紹介するウェビナー「Inno Vietnam-Japan Me...

FDI流入が急加速、26年1~7月期の新規認可額は2.1倍に (2:14)

 財政省傘下の統計局(NSO)が発表したデータによると、2026年1~7月期の海外直接投資(FDI)認可額(推定値)は前年同期比+58.0%増の380億6000万USD(約6兆円)へと大幅に拡大した。  また、同期のFDI実行額も同+1...

PEGASUS、ベトナムに工業用ミシン部品の合弁会社を設立へ (3日)

 工業用ミシンメーカーの株式会社PEGASUS(大阪府大阪市)は、アパレルマシナリー事業の中国における部品調達先で、精密機械部品メーカーの天津宝淶精工集団(Tianjin Baolai Precision Technology)との共同...

ベトナムの商用機251機、1年で+24機増 ベトジェットが首位 (3日)

 建設省傘下ベトナム航空局(CAAV)の統計によると、2026年7月15日時点でベトナム国籍で登録されている商用航空機数は、前月比+5機増、前年同時点比+24機増の251機となり、航空市場の需要拡大に対応して各社が機材...

ベトナム、アルバニアへ労働者派遣で覚書 出国前費用は雇用主負担 (3日)

 ベトナムの内務省とアルバニアの経済・イノベーション省はハノイ市で7月29日、ベトナム人労働者のアルバニア派遣に関する覚書(MOU)に署名した。  今回の合意により、ベトナム人労働者に対して、欧州におけ...

バクニン省:ライチ関連売上高が過去最高に、生産量は減少も (3日)

 北部地方バクニン省における2026年のライチ生産量は悪天候により減少したものの、ライチおよび関連サービスの総売上高は前年比+44.2%増の9兆VND(約549億円)を突破し、過去最高を記録した。 生産量減も価格...

ASEAN消費者心理、ベトナムは指数低下も首位維持 UOB調査 (3日)

 シンガポール系ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)が先般発表した「東南アジア諸国連合(ASEAN)消費者心理調査」2026年版によると、ベトナムの消費者心理指数は前年の67ポイントから4ポイント低下して63ポイ...

フランスの相乗りサービス「ブラブラカー」、ベトナム市場に参入 (3日)

 フランスの長距離相乗りプラットフォームである「ブラブラカー(BlaBlaCar)」はこのほど、ベトナム市場への参入を発表した。  同社は2006年に設立され、現在は世界41か国で約3000万人のアクティブメンバーを...

越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved