ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

再婚で新郎から「新婦」に、少数民族の同性愛カップル

2023/05/21 10:16 JST配信
(C) vnexpress
(C) vnexpress

 「1年と少し前から、自分は同性愛者なんじゃないかと思っていたんです。女性じゃなくて男性が好きだったんですが、確信がありませんでした。だから、(ニーさんへの感情も)一時的なものだと思ったんです」とトムさんは話す。

 そんなトムさんに対してニーさんは、トムさんの部屋を訪ねては質問をしたり愛を伝えたりし、頼まれずともごはんを作ったり洗濯をしたりしてアピールした。そして2人は、自分が自分でなかったころに同じように別れを経験したことを知り、より共感するようになった。

 ニーさんのアタックで、トムさんもニーさんのことが気になるようになった。トムさんは、よくしゃべりよく笑うニーさんのおかげで、静かだった自分の人生が突然生き生きと生まれ変わったように感じた。

 さらにトムさんは、会社でのニーさんは自分の仕事をこなすだけでなく、他の従業員がスケジュールに間に合うように手伝っていることを知った。「毎日、彼は僕の部屋に来ては恋人のようにあれこれ世話を焼いてくれたんです」と、トムさんはニーさんにひかれた理由、そして自分の本当の性別に確信を持った理由を語る。

 知り合ってから2週間後、トムさんは、自分はニーさんのことが好きなのだと認めた。お互いの唇が触れた瞬間、2人とも「身体に電流が走った」ような感覚だったという。

 2か月後、2人は同棲を始めた。朝はニーさんが料理を、トムさんが皿洗いと掃除を担当し、夜は他のカップルと同じように手をつないで散歩したりごはんを食べたりしに出かけた。

 それから間もなくして、ニーさんは家族に、男性と結婚すると告げた。両親は冗談だと思い、ただ笑って「おまえが幸せなら、誰と結婚したっていい」と言った。ニーさんがトムさんを実家に連れてきたときもまだ、ニーさんの両親はトムさんのことを息子の友達だと思っていた。

 そして、2人が結婚を決めたとき、両親は大きなショックを受け、落ち着かない様子だった。「男が男と結婚するなんて聞いたことがない。まさか自分の息子がそんなことをするなんて信じられるわけがない。親戚や村の人たちにも笑われるぞ」と父親は言い放った。

 ニーさんの兄姉たちも、末っ子が男性と結婚することに反対した。それでも、ニーさんは両親と兄姉たちに、幸せになるから自分の選択を信じてほしい、と伝えた。「お父さんもお母さんも、『僕が幸せなら、誰と結婚したっていい』と言ったじゃないか」とも。

前へ   1   2   3   次へ
[VnExpress 06:31 13/05/2023, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
ハノイ低排出ゾーン案、配車ガソリンバイクの禁止措置を見送り (16:58)

 ハノイ市人民委員会は、環状1号線内の低排出ゾーン(LEZ)導入案に関する新たな提案書をハノイ市人民評議会に提出した。  新たな提案では、ホアンキエム湖周辺の試験導入エリアにおいて、配車アプリのガソリ...

国家主席、外国人63人を含む受刑者9950人に特赦 (15:57)

 国家主席府は5月30日、特赦の条件を満たした全国の受刑者計9950人に対する国家主席の特赦の決定を発表した。同決定は6月1日に発効した。  今回の特赦対象者のうち133人は、腐敗防止中央指導委員会が監視・...

5月製造業PMI、3か月ぶり高水準 備蓄需要が受注を牽引 (14:56)

 米国のS&Pグローバル(S&P Global)が発表した2026年5月のベトナム・PMI(製造業購買担当者指数)は52.8となり、前月の50.5から上昇して直近3か月間で最高水準となった。  好不況の分かれ目となる50を上回る水...

ベトナム農業に革命を起こした農学博士の軌跡、日本とのつながり (5/31)

 日本で最高学位を取得した最初の、そして最年少のベトナム人学者であるルオン・ディン・クア博士は、多くの水稲品種の「生みの親」であり、故ホー・チ・ミン主席の呼びかけに応えて帰国し、ベトナムの農業に貢...

ベトジェットエア、ホーチミン~セブ線を12月11日就航 (14:05)

 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は1日、フィリピンのマニラでホーチミン市とセブを結ぶ直行便の就航を発表した。  式典はトー・

ベトナム鉄道総公社、指揮車両やAIロボット導入の特別列車を運行 (13:37)

 ベトナム鉄道総公社(Vietnam Railways=VNR)は5月29日、ハノイ市と東北部地方タイグエン省を結ぶ路線で、指揮車両を連結した特別列車「QT3号」と「QT4号」の運行開始式を開催した。今後は全国の鉄道路線で商業...

ベトナム製人型ロボット、「ビンパール・サファリ」で実地テスト (13:04)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下でヒューマノイドロボットの研究開発、製造、技術移転を手掛けるビンダイナミクス(VinDynamics)は、南部メコン

越比首脳会談、「強化された戦略的パートナーシップ」に関係格上げ (6:41)

 フィリピンを訪問しているトー・ラム書記長 兼 国家主席は1日、フィリピンのフェルディナンド・ロムアルデス・マルコス・ジュニア大統領と会談し、両国関係を「強化された戦略的パートナーシップ」に格上げする...

ベトナム航空、シンガポール航空とマイレージプログラム拡充へ (6:02)

 トー・ラム書記長 兼 国家主席のシンガポール国賓訪問に合わせて開催されたベトナム・シンガポール技術接続フォーラムで、全日空(ANA)が出資するベトナムのフラッグキャリアであるベト

ビンバス、ハノイ~ハロン間で無料バス運行 都市区への集客狙い (5:56)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)子会社のビンバス・エコロジー輸送サービス(ビンバス=Vinbus Ecology Transport Services)は1日、ハノイ市と東北

ホーチミン国際金融センター、シンガポール財団などとGXで提携 (5:34)

 シンガポールで開催されたベトナム・シンガポール技術接続フォーラムにおいて5月29日、ホーチミン市ベトナム国際金融センター(VIFCホーチミン=VIFC-HCMC)、ベトナム市場に特化した投資ファンドのタッチストー...

オランダ海軍艦艇がハイフォン港に寄港、協力関係を深化 (4:27)

 オランダ王立海軍のデ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン級フリゲート「デ・ロイテル(HNLMS De Ruyter)」が5月29日から6月1日まで、北部紅河デルタ地方ハイフォン市のハイフォン港を訪問した。今回の訪問は、ベト...

エレベーターコミュニケーションズ、アプライズの越法人に出資 (4:11)

 昇降機メンテナンス事業を展開するエレベーターコミュニケーションズ株式会社(東京都品川区)は1日、海外人材採用支援などを手掛ける株式会社アプライズ(東京都品川区)のベトナム法人へ出資する予定であることを...

イオンファンタジー、ベトナム初の「キッズーナサファリ」開業 (3:01)

 ショッピングセンター内のアミューズメント施設およびプレイグラウンドの運営を手掛ける株式会社イオンファンタジー(千葉県千葉市)の子会社であるイオンファンタジーベトナム(AEON FANTASY VIETNAM、ホーチミン...

ダクラク省:ドリアンフェスティバル2026、8月15日から開催 (2:28)

 南中部地方ダクラク省人民委員会は、「ダクラク・ドリアンフェスティバル2026(Dak Lak Durian Festival 2026)」の開催計画を承認した。同イベントは8月15日(土)から9月2日(水)まで、同省バンメトート街区やクロ...

越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved