ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

10代で結婚、30代で孫の世話…連鎖する児童婚

2024/04/21 10:12 JST配信
(C) dantri
(C) dantri

ドーさんは痩せこけて肌も青白い。早くに結婚・出産し、必死で働いているせいで、実際の年齢よりも老けて見える。夫のダオさんも小柄で痩せこけ、子供も栄養失調で発育が不十分だ。

 「早くに結婚することが、こんなに大変だなんて思いませんでした。私も夫も結婚手続きをしていないので、もうすぐ3歳になる息子もまだ出生証明書がないんです」とドーさんは今にもこぼれ落ちそうな涙をこらえて話す。

 プーニー村人民委員会によると、10年前の村内の児童婚の割合は45%だったという。現在、30%の夫婦が30代で祖父母になっている。2023年にプーニー村では60組が結婚手続きを行い、このうち13組は児童婚だった。注目すべきは、13組のいずれも、年齢差はなく夫も妻も若いという点だ。

 プーグア地域では最近、こんな事件もあった。家族に恋愛を禁止された13歳の少女が、有毒な葉っぱを食べて救急搬送されたのだという。少女は中学3年生(日本の中学2年生に相当)で、同じ郡の少年に恋をした。

 しかし、両親は2人がまだ幼いことを理由に反対し、学業を優先させるように言い聞かせた。少女は泣きじゃくり、飲食もせずに部屋に閉じこもってしまった。

 少女は、結婚を認めてくれないのであれば、自分の真実の愛を証明するために自殺する、両親は後悔すればいい、と何度も両親を脅した。そして、早朝に森に行って葉っぱを採り、実行に移してしまったのだ。

 児童婚の連鎖は、プーグア地域だけの問題ではない。プーニー村のカーノイ地域は、ムオンラット郡の中で児童婚の割合が2番目に高い地域となっている。この地域でも、30代の夫婦の30%にすでに孫がいる。

前へ   1   2   3   次へ
[Dan Tri 06:59 19/03/2024, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
ガソリンなどの小売価格上限が一斉下落、RON95は1L約180円に (19:15)

 商工省と財政省は25日午後2時、各種ガソリンと石油製品の小売価格上限を大幅に引き下げた。  今回の調整による各種燃料の新たな小売価格上限および値下がり幅は以下の通り。 ■企業がガソリン・石油価格...

ハイフォン港とベトナムコンテナ、燃料価格変動で追加料金導入 (17:40)

 北部地方最大の港湾ハイフォン港の運営会社ハイフォン港[PHP](Hai Phong Port)は、燃料価格の変動に基づく追加料金(サーチャージ)を適用すると顧客に通知した。市場における燃料価

台湾鴻海、クアンニン省のEV部品子会社に110億円追加投資 (14:23)

 電子機器受託生産(EMS)で世界最大手の台湾フォックスコン・テクノロジー・グループ(Foxconn Technology Group=鴻海)は、ベトナムの各子会社への投資を相次いで拡大している。最近では、東北部地方クアンニン省...

ハノイ郊外の村落で口承される独自の「隠語」、200年の歴史 (22日)

 ハノイ市郊外のダイスエン村(旧フースエン郡)ダーチャット村落の人々は、ベトナム語の標準語とは別に、かつて竹臼作りの技術を秘伝として守るのに役立った何千もの隠語から成る独自の言語を持っている。  ...

ハノイ:2500席規模の新劇場を建設へ、投資総額120億円 (13:28)

 ハノイ市共産党委員会常務委員会は、ベトナム文化の発展に関する政治局決議第80号-NQ/TWを実施するための行動計画第8号-CTr/TUを公布した。  市の文化発展のために2026~2030年に総額36兆1120億VND(約2175...

越露首相がモスクワで会談、ベトナム原発建設協定に署名 (6:12)

 ロシアを公式訪問中のファム・ミン・チン首相は23日、首都モスクワの首相府でロシアのミハイル・ミシュスチン首相と会談した。会談後、両首相はベトナム国内における原子力発電所建設協力に関する政府間協定の...

燃料高騰で航空各社が悲鳴、サーチャージ引き上げや国内線運休も (6:00)

 中東での紛争を背景とした航空燃料価格の高騰と供給不安を受け、ベトナムの航空各社は路線の運休など対応を迫られている。また、各社は国際線での燃油サーチャージの引き上げを検討しており、早ければ4月初旬に...

ハノイ・メトロと米ビザ、メトロ2路線で非接触型決済を導入完了 (5:51)

 ハノイ市の都市鉄道(メトロ)を運営するハノイ・メトロ(Hanoi Metro)と米クレジットカード大手ビザ(Visa)は、メトロ2A号線(カットリン~ハドン区間)と3号線(ニョン~ハノイ駅区間)の2路線でオープンループ方式に...

クオン国家主席、金正恩氏の北朝鮮国務委員長再選に祝電 (5:34)

 外務省の24日の発表によると、北朝鮮の第15期最高人民会議第1回会議において、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が同国の国務委員会委員長に再選されたことを受け、ルオン・クオン国家主席が祝電を送っ...

サンGと米マリオットが協力、30年までにホテル10軒開業 (4:32)

 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)は23日、米国のホテル運営会社であるマリオット・インターナショナル(Marriott International)との間で、戦略的協力関係を...

ヤクルト、ベトナムで「ピーチ風味」を新発売 (3:33)

 株式会社ヤクルト本社(東京都港区)の海外子会社であるベトナムヤクルト(ホーチミン市)は、4月1日に新商品「ヤクルト ピーチ風味」をベトナムで発売する。  人気のあるピーチ風味をヤクルト製品に導入するこ...

ホーチミン:スマートファクトリーエキスポ、6月24日から開催 (2:49)

 ホーチミン市タンミー街区(旧7区)のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, phuong Tan My, TP. Ho Chi Minh)で、6月24日(水)から26日(金)まで、「ベトナム・スマートファ...

グラブ25年売上高が過去最高、ベトナムは第5の市場 (24日)

 シンガポール系グラブ(Grab)が発表した2025年年次報告書によると、同年の連結売上高は前年比+20.0%増の33億7000万USD(約5400億円)に達し、事業開始以来で最高となった。このうち、現地法人グラブベトナム(Grab...

ベトナムのEV販売シェアが38%に、欧州や米国を上回る水準 (24日)

 エネルギーシンクタンクのエンバー(Ember)が発表した最新の報告書によると、2025年におけるベトナムの新車販売台数のうち、電気自動車(EV)のシェアが38%に達し、欧州連合(EU)の26%や米国の10%を上回った。中...

ペトロベトナムガス、LPG調達先を多様化 中東リスクで供給確保 (24日)

 中東情勢の緊迫化に伴う液化石油ガス(LPG)の供給懸念が高まる中、国内で唯一、一貫した生産体制を築いている最大手ガス会社ペトロベトナムガス[GAS](PV Gas)は、調達先の多様化を進

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved