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- ベトナムはカップめんが牽引し前年比増加
- 景気回復とメーカーの新製品投入が好影響
- 世界の即席めん総需要は合計1230.7億食
世界ラーメン協会(WINA)によると、2024年におけるベトナムのインスタントラーメン(即席めん)需要は81億4000万食で、前年の81億3000万食から+0.1%(+1000万食)増加した。順位は前年と同じく4位だった。
WINAの統計を見ると、ベトナムの年間即席めん需要は、◇2012年:50億6000万食(世界4位)、◇2013年:52億食(同)、◇2014年:50億食(世界5位)、◇2015年:48億食(世界4位)、◇2016年:49億2000万食(同)、◇2017年:50億6000万食(世界5位)、◇2018年:52億食(同)、◇2019年:54億4000万食(同)、◇2020年:70億3000万食(世界3位)、◇2021年:85億6000万食(同)、◇2022年:84億8000万食(同)、◇2023年:81億3000万食(世界4位)となっている。
ベトナムの需要は、2023年は前年比で減少したものの、2024年はカップめんが牽引し、前年比+0.1%増加した。2024年のベトナム経済の景気回復と各メーカーの様々な新製品投入により、中・高価格帯への移行が見られた。カップめんもその利便性から更に拡大が続くと予想される。
2024年における世界の即席めん総需要は合計1230億7000万食で、前年比+2.4% (+28億6000万食)増加し、過去最高を更新した。
国・地域別に見ると、中国と香港が計438億食で1位を維持。以下、◇2位:インドネシア(146億8000万食)、◇3位:インド(83億2000万食)、◇4位:ベトナム(81億4000万食)、◇5位:日本(59億食)などとなっている。