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- 10月PMI、前月から大幅上昇の54.5
- 節目の50を大きく上回る
- 生産と新規受注の拡大が全体押し上げ
米国のS&Pグローバル(S&P Global)が発表した2025年10月のベトナム・PMI(製造業購買担当者指数)は54.5となり、9月の50.4から大幅に上昇した。節目の50を大きく上回り、景況感の改善ペースは2024年7月以来で最も強い水準となった。
PMIは、50を判断の分かれ目としてこの水準を上回る状態が続くと景気拡大、逆に50を下回る状態が継続すると景気減速を示す。
2025年のベトナムPMIは振れの大きい動きを見せている。1~2月は50を下回り、縮小傾向だったが、3月に回復。しかし4~6月は再び3か月連続で50割れとなり、需要の弱さが鮮明になった。7月には4か月ぶりに50を上回り、8月も改善は続いたものの、9月は50.4で横ばいにとどまった。
10月は、生産と新規受注の拡大が全体を押し上げ、改善ペースが大幅に加速した。

・ 25年9月の製造業景況感PMI、50超で横ばい (2025/10/02)
・ 8月の製造業景況感PMI、2か月連続で上昇も改善ペース鈍化 (2025/09/04)
・ 7月の製造業景況感PMI、4か月ぶり50超え (2025/08/04)
・ 6月の製造業景況感PMI、3か月連続で50未満 (2025/07/02)
・ 5月の製造業景況感PMI、2か月連続で50未満 (2025/06/03)
・ 4月製造業景況感PMI、再び50割れ (2025/05/06)
・ 3月製造業景況感PMI、4か月ぶり50超え (2025/04/02)
・ 2月製造業景況感PMI、3か月連続で50未満 (2025/03/04)

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