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国会常務委員会は16日、ベトナムを訪れる外国人観光客への電子ビザ発給の試行終了時期を、当初予定の2019年から2021年に延期することを決定した。
ベトナムでは2017年2月1日から電子ビザ発給の試行が開始された。2018年10月現在、フィリピンやミャンマー、日本、中国、米国、フランスなどを含むアジア、欧州、米州の46か国・地域からベトナムを訪れる外国人観光客が、電子ビザの発給を受けることができる。
電子ビザを所持している外国人は、ベトナム国内の国際空港7か所、国境検問所13か所、港湾7か所の計27か所から入国することができる。
電子ビザは、申請書の提出から発給までインターネット上で行われる。発給手数料は25USD(約2800円)で、支払いは銀行振込。審査期間は3日間、ビザの有効期間は30日間で、1回のみ入国できる。
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