ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

ソンドン洞窟の遊覧飛行サービス開始へ、ダナン~ドンホイ線も定期運航

2019/04/25 05:48 JST配信
(C) bnews.vn
(C) bnews.vn 写真の拡大.

 地場ハイアウ航空(Hai Au Aviation)は、6月に開催される2019年クアンビン洞窟フェスティバルに合わせて、世界自然遺産フォンニャ・ケバン国立公園を上空から一望できる遊覧飛行ツアーのサービスを開始する計画だ。これに先立ち同省人民委員会は、サービス開始に向けて同社に対し調査及び営業許可の申請手続きを進めることを承認した。

 遊覧飛行サービスが開始されれば、世界最大のソンドン洞窟をはじめ、フォンニャ洞窟、ティエンドゥオン洞窟、エン洞窟、雄大な山脈などを上空から一望することができるようになる。

 遊覧飛行の路線は、東北部地方クアンニン省にある世界自然遺産ハロン湾、北中部地方トゥアティエン・フエ省フエ市、南中部沿岸地方ダナン市などの上空を遊覧する路線とも連結される予定。

 このほか、同社は5月4日から北中部地方クアンビン省ドンホイ市(ドンホイ空港)~ダナン市(ダナン国際空港)を結ぶ新規路線を就航する。機体は定員12人(乗員2人含む)のセスナ機(Cessna Caravan 208B-EX)が使われ、所要時間は1時間と、ドンホイ~ダナン間の移動時間が大幅に短縮される。18日には同省人民委員会の幹部らがセスナ機に搭乗し、無事に同路線の試験飛行を終えた。

 新規路線の開設を記念して、5月4日~9月30日にかけて通常料金(土日のみ運航)を300USD(約3万3000円)、チャーター料金を3300USD(36万6000円)とするキャンペーンを実施する。9月30日以降の正規料金については後日発表される見通し。

【関連記事】

クアンビン省:ドンホイ空港に新ターミナル建設を提案、過負荷状態で (2021/05/20)
世界遺産フォンニャ・ケバンの「天国洞窟」、アジアの新記録に認定 (2019/07/25)
ハイアウ航空、セスナ機でドンホイ~ダナン線の定期運航を開始 (2019/07/24)
「クアンビン洞窟フェスティバル2019」、7月20日から開催 (2019/07/05)
世界遺産ハロン湾をヘリで遊覧、新サービス開始 (2019/05/13)
上空300mからダナンとフエを一望、セスナ機の遊覧飛行サービス開始 (2019/04/23)
ソンドン洞窟、水中で新たな洞窟群を発見―タイの洞窟で少年救出したダイバーら (2019/04/11)
世界遺産フォンニャ・ケバン国立公園、新たな洞窟44本の詳細を発表 (2018/08/10)

[bnews.vn 08:10 21 04 2019, T].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
日越の団体、ドローン・次世代移動体産業の発展で覚書締結 (3:39)

 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低空経済パートナーシップ(Vietnam Low Altitude Economy Partnership=LAEP)との間で、ドローン(無人航空機...

電子機器のコーセル、ベトナム子会社を解散・清算へ (2:37)

 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結子会社)で電子部品の製造・販売を行うコーセル・ベトナム(COSEL VIETNAM、ホーチミン市)を解散・清算する。...

サンG、フーコック島で国内初の軽量軌道交通路線を着工 (22日)

 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)で着工した。同事業は2027年にフーコック島で開催予定のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に対応する...

ホーチミンの路上のライター修理店、愛好家の駆け込み寺 (21日)

 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロン街区グエンチーフオン通りを訪れた。男性は、ファム・バン・コーさん(男性・72歳)の店である、古びて傾...

IQが高い国、ベトナムは世界27位 中国や台湾が同率1位 日本5位 (22日)

 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した知能指数(IQ)に関する報告書(Countries by IQ - Average IQ by Country 2025)によると、ベトナ

ホーチミン:タクシーの7割以上が電動化、インフラ整備も加速 (22日)

 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で、全体の71%を占めている。旅客輸送分野におけるグリーン車両への転換が急速に進んでいる。  同市建...

未就学児向け日本語・中国語・韓国語教育を試験導入へ (22日)

 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」を承認する決定第2732号/QD-TTgに署名した。  同計画によると、2025~2030年にASEAN諸国の言語教育プ...

ホーチミン市国家大学、初の女性学長が誕生 富山大で博士号取得 (22日)

 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・タイン・マイ教授がこのほど学長に昇進した。同大学では初の女性学長となる。  マイ女史は1974年生まれ...

通信大手VNPT、AI専門会社「VNPT AI」を設立 AI戦略を強化 (22日)

 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VNPT AI」を設立した。  VNPTのフイン・クアン・リエム社長は式典で、VNPT AI設立の狙いについて、グル...

ロンタイン国際空港、初の旅客便を受け入れ 第一副首相が搭乗 (22日)

 東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港は19日、初の民間旅客便を受け入れた。同空港が受け入れた初の民間旅客便は、全日空ANAが出資するベトナムのフラッグキャリアであるベトナム

ビングループ、ハノイでオリンピック都市区着工 投資総額5.5兆円 (22日)

 地場系コングロマリットのビングループ[VIC](Vingroup)は12月19日、ハノイ市で計画されているオリンピックスポーツ都市区建設案件を着工した。式典には、ファム・ニャット・ブオン

南北高速道路、北端ランソン省から南端カマウ省までが一本で開通 (22日)

 南北高速道路は19日、北端のフウギ国境ゲート~チーラン間高速道路(約60km)および南端のカントー~カマウ間高速道路(約110km)などが暫定開通したことで、東北部地方ランソン省フウギ国境検問所から国内最南端カ...

衣料ストライプ、「earth music&ecology」などベトナム初出店 (22日)

 株式会社ストライプホールディングス(岡山県岡山市)のグループ会社であるストライプベトナム(STRIPE VIETNAM、ハノイ市)は6日、ハノイ市タイホー街区にある大型ショッピングモール「ロッテモール・ウエストレイ...

阪急阪神不動産とシーアールイー、ハイフォンで物流倉庫を竣工 (22日)

 阪急阪神不動産株式会社(大阪府大阪市)と株式会社シーアールイー(東京都港区)は、シンガポール政府系企業セムコープ・デベロップメント(Sembcorp Development)と共同でセムコープ・インフラ・サービシズ(Sembco...

ホーチミン:プロ選手養成のピックルボールアカデミー開校 (22日)

 ピックルボールのプロ選手養成を目指す「D-JOYスポーツアカデミー」が13日にホーチミン市で開校した。ピックルボールは国内で急速に普及しており、コミュニティにおけるトレンドから体系化されたトレーニングプ...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved